クラブで回す「DJ芸人」がモテまくるワケ

6003171359_69892b29de.jpg※イメージ画像 photo by Tonymadrid Photography from flickr

 “DJタカシ”としてナインティナインの岡村隆史がクラブに引っ張りだこだと26日発売の東京スポーツが報じている。記事によると、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で披露された岡村のDJプレイにクラブ関係者が目をつけ声をかけたのがきっかけ。数年前から都内のクラブでDJタカシとして活動しているという。シークレットゲストとしてDJプレイを済ませた岡村はVIPルームに直行して、関係者らと酒を楽しむらしい。東スポによれば、岡村の隣にはいつも同じ有名DJの女の子がいて新しい恋人なのではないかという。

「東スポさんの言っている彼女の存在についてはわかりませんが、DJタカシがモテモテというのは本当でしょうね。実際彼のDJプレイを見た人間に聞いたことありますが、独学とはいえ、そつなくこなして、まったく違和感などないそうですよ。ナイナイの岡村と聞かなければ、普通のDJと変わらないようですから。それが実は岡村さんだったなんていうことになったら女の子たちだって盛り上がっちゃうでしょう」(クラブ関係者)

 また、この関係者はDJ芸人のモテる秘訣をこんな風に分析している。

「そもそもクラブという場所柄、DJやダンサーといった人たちがモテるっていうのはありますが、やっぱり芸人さんたちっていうのは、普通の人より盛り上げるのうまいんですよね。空気を読むことに長けているというか。お客さんたちの煽りもうまいし、マイクを持たせればトークも達者で、DJプレイも普通にこなせるわけですからどうしたってモテますよね」(同上)

 2000年ころからクラブでDJとして活動しているお笑い芸人のふかわりょうは、雑誌のインタビューで、当時の状況を振り返り、なんで芸人がDJをしているんだと白い目で見られ、時にはDJブースにお酒やライターが飛んできたこともあったと語っている。しかし今ではそんな状況が考えられないほど芸人たちがDJとして活躍している。エレキコミックのやついいちろうやダイノジ、ギャロップの毛利大亮はDJ KELLYとして活動し、江戸むらさき、ななめ45°といった若手の名前を出せばその数は限りないほどだ。そしてその誰もが素人離れしたテクニックの持ち主だという。当然、彼らはクラブでモテモテというわけだ。

 近頃はセキュリティの厳しいクラブ。間違って未成年とチョメチョメしちゃわないためにも芸人たちにとってはクラブというのはありがたい存在だという。しかしそんな状況を逆手にとって、コアなお笑いファンがクラブに殺到するということもあるらしい。前出の関係者によれば、「シークレットゲストとして呼んでいるのに、どこからか情報が漏れているのか、有名芸人がDJをやるイベントなどには、今まで見なかったような客層がやってくる」こともしばしばだとか。お笑いと音楽というギャップがファンには堪らないのかもしれない。そしてそのギャップこそ、DJ芸人のモテる秘訣なのだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/

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