しかし、彼女の緊張はまだ解けてない。ここで下手に「どんなエッチが好き?」と質問しようものなら逆効果だろう。
こういう場合は、筆者がご奉仕系のMだということを理解してもらうのが一番だ。
「ね、アカリちゃん。まず最初に言っておくね」
「あ、はい」
「キスマークは絶対につけないし、痛いことや汚いこともしないね」
「は、はい」
「それと、俺は奉仕するのが好きだから、今日はずっと受け身でいてくれればいいからね」
「わ、分かりました」
「あ、あと、部屋は暗くするし、もちろんコンドームも着けるよ」
「あ、ありがとうございます」
「あ! 当然だけど、マンコがびちょびちょにならない限り絶対に挿入しないから安心してね」
「は、はい」
「アカリちゃんのほうからは何か要望とかないかな?」
「だ、大丈夫です。し、ショーイチさんにお任せします」
「うん! 任された!」
「で、でも、ショーイチさんはそれでいいんですか?」
「もっちろんだよ」
「む、無理してませんか?」
よほど自分に自信がないのか? それともこちらからの奉仕プレイの提案に驚いているのか? あるいはその両方なのかもしれない。
「無理なんてしてないよ。今日はアカリちゃんのことをお姫様だと思って大切に奉仕させてもらうね」
「え?」
「お、お姫様ですか?」
ここでようやく笑顔になるアカリちゃん。お姫様という予想外のワードがツボにはまったようだ。
その後、別々にシャワーを浴びる。そしてベッドルームの照明を消した。
だが、浴室の照明は点けたままにしておく。しばらくすれば目が慣れて彼女のボディをそれなりに拝めるはずだ。
軽めのキスからスタート。たっぷり時間をかけてから舌を彼女の唇の間に差し込む。すると、カパッと口を開けて受け入れてくれた。
だが、ここで調子に乗るような筆者ではない。ソフトなディープキスを仕掛け、様子を窺う。
ククんッ!
そんなキスの最中にアカリちゃんの腰が浮いた。
クックック、オレでなきゃ見逃しちゃうね!
その動きに気づいた自分を称賛する。
これは本格的な愛撫をせがむ合図に他ならないだろう。キスを中断してオッパイ愛撫をスタート。
小さ目の乳房を軽く揉んでみる。「アンっ」すぐに声を漏らして反応を見せるアカリちゃん。
長年のセックスレスが続いて飢えていたのだろう。こうなったら様子見する必要ない。いつものように全力愛撫を叩き込むだけだ。
時間をかけてオッパイ愛撫に専念。乳首を吸ったり、口内で転がしたり、指先で摘まんで軽くひっぱったり…。
その間もアンアンと可愛く鳴き続けるアカリちゃん。
マンコは今どうなっているんだろう? 気になってしまい手を伸ばして確認したくなる。
だが、ぐっと我慢。初対面の女性のマンコに最初に触れるのは指ではなく舌だと決めているからだ。