大量のザーメンを吐き出しながらアカリちゃんと濃厚なディープキスをする。
そのままたっぷり余韻を味わってから後始末開始。
ゴムが外れないよう慎重にチンコを引き抜く。そしてすかさずお掃除クンニを始める。
「え?」
突然のクンニに驚くアカリちゃん。身をよじって逃げようとする。
「動かないで! 感謝の気持ちだから、そのままじっとしていて」
少し語気を強めて告げたせいか、逃げるのを止めるアカリちゃん。
そのまま数分ほどお掃除クンニ。そして綺麗になったのを確認してから止める。
「今日はありがとう。とってもとっても気持ち良かったよ」
「そ、そんな。わ、私なにもしてないです」
「そんな事ないよ。マンコをキュッキュて動かして、俺のチンチンを気持ち良くしてくれたでしょ」
「そんな風に言われたの初めてです」
ここまでの流れはもちろん計算づくだ。定期的にタダマンさせてくれる可能性が高いと判断し、お掃除クンニでその可能性を更に底上げした形だ。
さらに終始マグロで終わってしまったという彼女の罪悪感を削ぐため、マンコの動きを大げさに褒めたのである。
その後、帰り支度の最中にLINEのIDを交換することに。
LINEの扱いに不慣れなアカリちゃんのため、こちらの登録名の変更方法やメッセージの削除方法をその場で教える。
「いつ連絡してもいいからね」
「はい」
「俺のほうから連絡するのは遠慮させてもらうね」
「え? どうしてですか?」
「ほら、いつどこで誰に見られるか分からないでしょ? だから、俺はただただアカリちゃんからの連絡を待ってるよ」
「は、はい。また絶対に連絡させてもらいますね」
再会を約束し、彼女を駅の改札まで送っていく。こうして無事にデート終了となった。
ここまでしたものの、アカリちゃんとセフレになれる可能性は1割くらいなものだろう。
不細工で貧乏で短小で早漏な筆者の場合、人の何十倍も努力しなければセフレ関係を構築できないのだ。
仕事や勉強面では常に努力することを避けていた筆者。しかし、エッチの事となると努力することに何の抵抗も感じないのだから不思議なものだ。
(文=所沢ショーイチ)