「ごめん。このマンコ駄目だ」
「えっ?」
「き、気持ち良すぎてすぐにイッちゃうと思う」
「そ、そんなにいいですか?」
「うん。少なくてもここ数年の間でダントツ1位の気持ち良さだよ」
「だ、大丈夫です。いつイッてもいいです!」
「ごめんね。このマンコにずっと入れてたいけど、マジで無理そうだよ」
ディープキスしながらスローピストンを開始。
キスしながらだと奥歯を噛んで堪えることができない。了承してもらえたこともあり、抗うことなく射精することにした。
数秒ほど腰をふったところで、「イクよっ」と告げる。
ふぅ。
ザーメンを吐き出した後も、ピストンを続ける。その間もずっとディープキスしながらだ。
数分後。チンコが萎み始めてきたのでピストンをストップ。
恥ずかしいやら情けないやらで軽く自己嫌悪する筆者。そのお詫びもかねてチンコを引き抜いた直後にお掃除クンニを行うのだった。
「ごめんね。想像以上に俺って早かったでしょ?」
「だ、大丈夫です。分かっていましたから。でも、自分でも驚くくらいたくさん濡れちゃって恥ずかしいです」
「一緒だね。俺も驚いたんだ」
「え?」
「さっきも言ったけど、本当にダントツで気持ちいいマンコだったよ。あ! こんな事、普通は言わないよ。俺の本心だからね」
「う、嬉しい。アソコをそんな風に褒めてもらったの初めてです」
「褒めたんじゃないよ。事実を述べてるだけだからね」
「あ、ありがとうございます」
その後、帰り支度を終え、道玄坂を下って駅に向かう。
駅の改札までY子ちゃんを送って、デート終了となった。
それから30分後。帰宅した筆者がまったりしていたところにLINEの着信音が鳴った。
Y子ちゃんからだ。
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今日は本当にありがとうございます。
まだ夢見てるような気分です。ますますショーイチさんのファンになりました。
私はまだ電車の中ですが、ショーイチさんは無事に帰宅されたころでしょうか?
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すぐに返信しようとしたが、ここで突然気付いてしまった。
今日は一度も手マンせずに終わっちまった!!
入力しかけていた文章を消し、大急ぎで文字を打ち直す。
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Y子ちゃん。俺のほうこそまだ夢の世界にいる気分だよ。
今日は俺に会いに来てくれてありがとう。
次は、指でGスポットを優しく触りながらクンニしたいな。
またふたりで時間を忘れて愛し合おうね!
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送信して数分後に返信が届く。
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絶対にまた連絡します!
とっても楽しみです(ハート)
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同時に「ありがとう」の可愛いイラストスタンプも送られてきた。
今から再会が本当に待ち遠しい。新たなセフレ候補との遭遇で、上機嫌な筆者なのだった。
(文=所沢ショーイチ)