あぁぁぁぁ、キツくてヌルヌルで熱くて最高!!
見た目だけではなく、締まり具合も文句無しの美マン。早漏の筆者にとってはかなりの強敵だと言えよう。
「いつもゴメンね」
「え?」
「こ、このマンコ、良すぎるからもう我慢できそうにないよ」
「は、はい。大丈夫です」
これもふたりの間ではお約束になっていた。
1回戦目は我慢できずにすぐ射精してしまうのが定番の流れとなっていたのである。
ふぅ。
数分ほどピストンしたところであっけなく精が漏れてしまった。
こちらは満足感でいっぱいだったが、N子ちゃんにしてみたらなんとも中途半端な形だろう。
「次はもっと頑張るからね」
「はい。でも、今のエッチも十分気持ち良かったです」
「本当に?」
「はい。それにショーイチさんが気持ち良さそうにしているのを見ると嬉しいんです」
「ありがとう。N子ちゃんにそう言ってもらえて本当に嬉しいよ」
その後、リビングに戻り、テレビを見ながらお弁当を食べることに。
今回彼女が買ってきたのは山菜系のヘルシーなお弁当だった。楽しく会話しながら食事を終え、手をつなぎながらテレビを鑑賞する。
そして数時間ほど経ったところで、再びシャワーを浴びなおすことに。
ベッドルームに向かい、室内を暗くする。
これも定番の流れとなっていた。2回戦目はエッチが終わるのと同時に、裸のまま抱き合って眠るというのが当たり前になっていたからだ。
キス、オッパイ愛撫、クンニとN子ちゃんを攻めた後、シックスナインに移行して性器をペロペロと舐めあう。
数年前はぎこちなかった彼女のフェラチオだが、今ではすっかり筆者好みのものとなっていた。
もはや会話はいらない。黙々と互いの性器を愛撫し続けるだけだ。
30分近く経ったところで、挿入することにした。
「ゴムを着けるから、少し灯りを点けるね」
ベッド脇の照明のスイッチを入れ、カラーボックスに用意してあったコンドームの箱を手に取る。
カササっ…
え? まさか…。箱を手にした瞬間、嫌な音がした。中を確認すると紙切れが一枚入っているだけで、肝心のコンドームが無かったのだ。
だが、焦りはしなかった。リビングルームに置いてある筆者のカバンには、予備のコンドームが入っているからだ。
「ゴムを取ってくるからちょっと待っててね」
そうN子ちゃんに告げ、慌ててリビングルームに戻る。そしてカバンの中からコンドームの箱を取り出す。
カササっ…
先ほどと同じような音がした。案の定、こちらも空っぽだった。
N子ちゃんが泊りにくるので、準備は完璧にしていたつもりだ。念入りに掃除機をかけ、浴室もゴシゴシと洗い、ベッドのシーツも替えていた。
しかし、肝心かなめのコンドームの残りを確認するのを忘れていたのだ。
幸いにも筆者の自宅マンションの1階は24時間営業のコンビニだ。パパっと着替えて買いに行けば、5分とかからず戻ってこれるだろう。
ベッドルームに戻り、その事を彼女に伝えなければ。