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もうアルタ前に着きました。
ショーイチさんはどれくらいで着きますか?
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なんと、彼女はもうこの付近にいるようだ。
あらかじめお互いの服装をメールで教え合っていたので、マユちゃんらしき女性を探す。
あっ、いた!!
太めの柱に背を預け、スマホをイジっている女性を発見した。
返信するより声をかけたほうが早い距離だ。ということで、驚かせないよう軽く咳払いしてから声をかけた。
「お待たせ、マユちゃん」
「えっ?」
「さっきサイトで約束させてもらったショーイチだよ」
「は、はい。マユです」
「ごめんね、待たせちゃったみたいで」
「い、いいえ。さっき到着したばかりです」
「それなら良かった」
会話しながら彼女をじっくり観察する。
顔はちょっと大人びていて、女優の水川あさみに似た雰囲気。ギャルっぽさはまったくなく、地味な優等生タイプといった感じだった。
真っすぐ伸びた黒髪、真っ白な肌、そしてスレンダー体型。身長は150センチ台後半といったところか。その容姿に興奮し、瞬く間にチンコに血流が集まっていくのが分かった。
少しだけ前傾姿勢になりながら、会話を続ける。
「遠くからでも一発でマユちゃんだって分かったよ」
「えっ?」
「少なくとも半径100メートル以内に、マユちゃんより可愛いコはいなかったからさ」
「ええっ?」
「それぐらい可愛くて目立ってたってことだよ」
「フフフ。すごく褒めますね」
「褒めてなんていないよ。俺って嘘がつけない性格なんだ」
「誰にも同じこと言ってるんじゃないですか?」
「そんなことないって。ほら、俺の顔を見てよ。すっごく嬉しそうな顔してるでしょ?」
「そ、そうですね」
「いつもは俺、もっとむすっとした顔なんだよ」
「そうなんですか?」
「マユちゃんが可愛いから、自然と笑顔になっちゃうんだ」
「本当に上手ですね」
「それより、マユちゃんは大丈夫?」
「はい?」
「ほら、送った写メよりずっとずっとエロそうでしょ?」
「え、エロそうですか?」
「うん。隠そうと思っても隠し切れないから、顔がエロくなっちゃうんだ」
「フフフ。そんなことないですよ。優しそうに見えるだけです」
「ありがとう。それじゃ、このままホテルに向かうってことでいいかな?」
「はい。お任せします」
「ありがとう。ここで約束しておくね。絶対にマユちゃんの嫌がることはしないから安心してね」
「フフフ。分かりました」
こうして、ホテル街に向かうことになった。