ここで部屋のドアがノックされた。筆者が対応し、追加のバスタオルを受け取って部屋に戻った。
「それじゃあ、そろそろシャワーを浴びようか? まず順番はどうする?」
「わ、私からでお願いします」
「S子ちゃんだね。了解。先にシャワー浴びる? それとも俺が先に浴びようか?」
「それなら、ショーイチさんからでお願いします」
「うん。自宅を出る前に念入りに洗ってきたから、あまり待たせずに出てくるからね」
こうして、まず筆者がシャワーを浴びることになった。チャチャっと素早く汗を流し、股間部分を念入りに洗う。
部屋に戻ると、すでに室内の照明が暗くなっていた。
入れ替わりでS子ちゃんが浴室に入り、筆者はY子ちゃんと会話しながら待つことにした。
「どう? 緊張していない?」
「は、はい。緊張というより、なんだか現実味がなくって」
「そうだろうね。現実ではこういう経験なんてまずしないだろうからね」
「俺とS子ちゃんがしてる時、退屈じゃない?」
「大丈夫です。お互いスマホを見て、相手のエッチは見ないようにしようねって決めてますから」
「そうなんだぁ。でも声は聞こえちゃうでしょ」
「そ、それは…」
「それも恥ずかしかったら、テレビをつけてもいいからね」
「は、はい」
数分後、S子ちゃんが浴室から出てきた。
「それじゃ私、ゆっくりシャワー浴びてきますね」
Y子ちゃんは立ち上がり、浴室に入っていった。
浴室から漏れる明かりを頼りに、カバンからコンドームの箱を取り出す。これで準備万端だ。
S子ちゃんをベッドに促し、いよいよプレイスタート!