「こんばんは。ミツキちゃんかな?」
「あっ、はい」
「さっきサイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「あっ、ショーイチさん。初めまして。こ、こちらこそお願いします」
「いやぁ、ビックリしたよ」
「え?」
「まさかこんな可愛いコが来るとは思ってなかったんだ」
「そ、そんなことないですよ」
「いやいや、ホントだって。遠くからでもオーラを放ってたもの」
「え?」
「あっ、変な意味じゃないよ。可愛いコは遠くから見ても可愛いっていう話だからさ」
「ほ、本当にそんなんじゃありません」
「ご、ごめん。困らせるつもりじゃなかったんだ。ただ思ったことをそのまま口にしただけなんだよ」
「そ、そうなんですか?」
「うん。本当にごめんね」
「い、いいんです。いきなりで驚いちゃっただけですから…」
「そ、そうだよね。いきなり過ぎたよね。反省します」
「フフフ。変わってますね、ショーイチさんって」
くしゃっとした素敵な笑顔を見せてくれたミツキちゃん。
こういう出会いがあるからこそ、出会える系サイト遊びは止められない!
もし筆者が人並みの容姿で、安定した収入を得られる職業に就いていたら、とっくの昔に結婚して家庭を作っていたかもしれない。しかし、平凡な家庭の幸せなんかより、数多くの女性と出会える現在のほうがずっと幸せだ。死ぬ間際までより多くの女性に子種をばら撒きたい! 筆者はそんなオスとしての本能が強すぎるのである。
「それで、実際の俺はこんな感じだけど大丈夫かな?」
「えっ?」
「ほら、写メと印象違ったりしていない? もし嫌だと思ったら、遠慮なく断ってくれていいんだよ」
「そ、そんなことありません」
「本当に? 落ち着いてよく俺を見てごらん?」
「え?」
「すっごくスケベそうな顔してるでしょ? 中身はもっともっとスケベだよ」
「フフフ。自分でそんなこと言うんですね」
「うん。ミツキちゃんに無理はしてほしくないから、正直に伝えてるんだ」
「だ、大丈夫です。わ、私も…、え、エッチですから」
辛うじて聞き取れるボリュームの「私もエッチですから」という言葉の破壊力に、膝から崩れ落ちそうになった。
脳内のチンコから白濁液がドピュッと出たような気分だ!