ここでギアチェンジして指と舌の動きを加速させれば、大々的に潮をふくかもしれない。
だが、息も絶え絶えのR子ちゃんに、これ以上の愛撫を叩き込むのは酷というものだろう。
それに、せっかく“ゆっくり深呼吸しながらイク”という快楽を味わってもらったのだから、ここから違う方法でイカせるのは蛇足だろう。
少しだけ休憩したあと、愚息にコンドームを装着。正常位の体勢を取った。
「それじゃあ、入れるね」
「は、はい」
ゆっくりと愚息を挿入。1分近くかけ、根元まできっちり入れきった。
キツキツのマンコなので、いつも以上に時間をかけたカタチだ。
「大丈夫? 痛くない?」
「は、はい。急に動かなければ大丈夫だと思います」
「うん。さっきと同じようにゆっくりイッてほしいから、深呼吸しながら味わってね」
「わ、分かりました」
幸せわぁぁんにゃ、歩いてこない。だぁかぁら、歩いていくんだよぉぉ♪
一日いっぽ、みぃかぁでさんっぽっ、さぁんぽ進んでにほ下がるぅぅぅ♪
水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を原曲の二分の一の速度で脳内再生。そのリズムでピストンしていく。
そして、“ワンツーパンチ”の歌詞の部分で、亀頭を天井に向かって強く突き上げるように動かした。
このピストンをされているほうは、いつ加速するのかまったく分からないはずだ。だが、脳内で「三百六十五歩のマーチ」を繰り返し再生しているこちらは、そのタイミングに悩むことはない。
このリピート再生によるピストンが4巡目に達したところで、R子ちゃんが歓喜の時を迎えた。
「あ、そろそろイクかも?」
「無理にイカなくてもいんだよ。焦らずマンコに気持ちを集中してごらん」
「は、はい。奥がすごく気持ちいいです」
「ここかな?」
リズムを無視して急激に亀頭をブチ込んでみる。
「そ、そう! そこです!」
「じゃあ、俺もそろそろイキそうだから、ここを集中して突くね」
「は、はい。お願い、お願いします」