挿入時と同じ角度でチンコを引き抜き、また奥深くまで挿入。
ナメクジが這うようなスピードで、ゆっくりピストンを繰り返す。
それでも着実に発射の前兆が迫ってきた。
「すごく気持ちいいマンコだよ。こ、これ以上我慢できないよ」
「う、嬉しい。ショーイチさんも我慢しないでイッてください」
「ありがとう。それじゃあこのままイクよっ」
ふぅ。
ナメクジの速度を保ったまま、大量のザーメンをゴム内に吐き出した。
射精後、しばらく抱き合ったまま、余韻を味わう。
その後、萎みかけたチンコをゆっくり引き抜き、コンドームを処理した。
「大丈夫だった? 痛くなかったかな?」
「全然平気です。すごく気持ち良かったです」
「でも、挿入じゃイケなかったでしょ?」
「は、はい。でも、とても幸せな気持ちです」
「俺も気持ち良くて幸せだったよ」
「フフフ、嬉しいです」
こちらとしては、まだまだし足りなかった。すぐにでも2回戦を始めたいところだ。
しかし、なにしろ相手にとっては5年ぶりのセックスだ。
下手にマンコを酷使したら、仮にこの場はよくても、後で痛みを感じることになるかもしれない。もしそうなったら、
再会が難しくなってしまうかも…。
そう考えた筆者は、紳士的な態度に徹して伏線を張ることにした。
「もし、また会ってもらえるなら、次はもっともっと時間をかけてマンコを舐めさせてね」
「え?」
「ルミちゃんのマンコ、すごく美味しかったから、もっともっと舐めたかったんだ」
「そ、そんなこと言われたの初めてです」
「本当だよ。さっきもすごく美味しそうに舐めてたのが伝わらなかった?」
「ごめんなさい。そこまで余裕がなくて…」
「そうだよね。でも、心の底からそう思ってるんだよ」
「あ、ありがとうございます」
「今日みたいな平日の昼間でも時間を作れるから、またしたくなったら連絡くれるかな?」
「は、はい!」
「じゃあ、後で連絡先を交換してくれる?」
「もちろんです」
「良かったぁ。すっごく嬉しいよ」
「ショーイチさんも連絡してくださいね」
「え? 俺のほうから? 旦那さんに気づかれたりしないかな?」
「大丈夫です。うちの人は無関心なので」
「了解。でも、深夜とか変な時間帯には連絡しないようにするね」
「フフフ、本当に気遣いが上手ですね」
「気遣いじゃないって、ただのスケベなんだから」
「そんなことないですよ。とっても優しい人だって、エッチで伝わりましたから」
「あ、ありがとう」
帰り支度の最中に連絡先を交換。再会を固く約束した。
その後、駅の改札までルミちゃんを送り、この日のデートは無事に終了した。