まだ彼女の口からアヘ声は聞こえてこなかったが、呼吸は間違いなく荒くなっていた。
クックっクック、なかなかメンコイのぉ…。
彼女の控えめな反応に気を良くしたのか、さっきまでピクリともしなかった愚息がギンギンにいきり立ってきた。
だが、ここで挿入を焦るのはよろしくない。
マン汁と唾液をまとわりつかせた中指を膣口に押し当て、ツンツンと軽くノックしてみる。
くぱぁ。
その刺激のおかげか、膣口がわずかに開いた。
そのチャンスを逃さず、中指をゆっくりと挿入する。
ビクンっ!
挿入による刺激で、カナタちゃんの腰がビクついた。
クリトリスを舐めながら彼女の表情をうかがっていたが、痛みを感じた様子はない。
そのまま中指を根元まで挿入し、マンコの中で指の形を変える。
第二関節で折り曲げ、指の腹でGスポットを撫でまわした。
「アンっ」
クリトリスと尿道口を同時に舐め、Gスポットを刺激するという同時攻撃が効いたようで、ついにカナタちゃんの口からアヘ声が漏れた。
ここがチャンスだと判断し、左手を伸ばして乳首をコリコリコネコネ。すると、
ギュっぱ、ぎゅぎゅッパ
とマンコ内部はリズミカルに締め付け、中指周囲の水分量が確実に増していった。
こんなクンニを10分、いや20分近くは続けただろうか。勃起していた愚息がシーツに擦れるたびに、先走り液が漏れていることが伝わってきた。
これだけご奉仕したんだから、入れてもいいんじゃね?
「そろそろ入れさせてね」
そう声をかけてコンドームを装着し、正常位の体勢で挿入した。
征服感を味わいたいと思い、上半身を起こし、カナタちゃんを見下ろすカタチで腰を振る。
声を押し殺そうとしているのか、真一文字に閉じた口が可愛らしく思えた。
その口を開かせるべく、ピストンスピードを上げてみる。
「ちょ、ちょっと痛いです」
すぐにダメ出しをくらってしまった。
「ご、ゴメン。ちょっと速かったかな?」
「い、いいえ。角度がちょっと」
「そ、そっか。じゃあ、角度を変えてみるね」
チンコの先端がGスポットに当たるよう調節していたのだが、それが裏目に出たようだ。
筆者の愚息は日本人の平均サイズより小さいが、硬さだけは人並み以上なので、開発されきっていないであろう彼女のマンコには相応しくなかったのかもしれない。
先日、ふと思い立って2017年度のオナニーを除いた射精回数をざっくりカウントしてみた。その数、およそ300発!! つまり、1年のうち2か月近くもエッチしていない日があったという結果だ。普段から毎日エッチがしたいとボヤいている筆者だが、なかなか理想通りにはいってくれない。 今年度も今のペースだと昨年と同じくらいの数に落ち着いてしまいそうだ。なんとか定期的にセックスできるパートナーの数を増やしたいものである。