今度は上半身を倒し、彼女に覆いかぶさりながら腰を振ることに。
カナタちゃんはとても背が低く、ピストンしながらキスするのは不可能だった。彼女の顔はこちらの胸の下にあって、思いっきり背中を曲げないとキスできないのだ。
肘で体重を支え、こちらの重みが彼女に伝わらないようにして腰を振り続ける。
「これなら大丈夫かな?」
「は、はい。大丈夫です」
少しでも長く挿入していたかったので、時折ピストンを止めて内部の感触を味わう。
彼女の呼吸に合わせて、マンコが収縮を繰り返す。
このまま10分くらいじっとしていたら、それだけで射精してしまいそうなくらい気持ち良かった。
ここらでエッチの区切りをつけるべく、ちゃんと腰を振って射精することにした。
「そろそろイキそうだよ」
と伝え、ラストスパート!
ふぅ。
休み休みだったので、挿入時間は5分以上はあっただろう。無事に大量のザーメンを吐き出し、フィニッシュとなった。
挿入したまましばし余韻を味わい、数分したところでチンコを引き抜いた。すると、
ギンッ
チンコはギンギンに立ったままだった。どうやら余韻を味わっている最中に、完全復活したようだ。
愛想のいいコが相手だったら、間違いなく2回戦目をおねだりしていたところだ。しかし、いくら愚息がせがんでも、カナタちゃんを相手にそんな気は起きなかった。
「じゃ、シャワー浴びてきますね」
心の中で愚息を説得していると、カナタちゃんはそう言い残し、浴室に消えた。
それは、早く帰りたいかのような口ぶりだった。
シュン。
後味の悪い幕切れだった。こちらも早く帰宅しかたったので、カナタちゃんがシャワーを浴びている最中に着替え、帰宅準備を終える。
ふたりでラブホテルを出たところで、「じゃ、俺はこっちのほうだから」と反対方向に別れた。
なんともやるせない気持ちで一杯だ。いくら筆者が18歳の若い肉体が好きとはいえ、愛情が感じられないエッチは、ただただ虚しいだけだ。
そう反省してみたものの、また掲示板で18歳のコの書き込みを見かけたら、無条件で反応してしまうんだろうなぁ。
(文=所沢ショーイチ)