【ネットナンパ】立ちバックをおねだりする21歳の専門学生

 こうして挨拶もそこそこに、ラブホテル街に向かうことになった。

 あいりチャンを先導しながら横目で品定めする筆者。スレンダー体型なのは間違いなく、オッパイはツルペタといった感じか。体重は、もしかしたら40キロ以下かもしれない。

ってことは、アクロバティックな体位もできそうじゃね?


 頭の中で妄想が膨らみ、あっという間に股間が固くなってしまった。筆者はズボンのポケットに手を突っ込み、膨らみを誤魔化しながら会話を続けた。


「それだけ可愛いんだから、学校でモテてるんじゃない?」

「そんなことないですよぉ」

「ホントに?」

「はい。それに、学校はほとんど女子ばっかりなので…」

「あっ、そうなんだ。じゃあ、出会いが少ないのかな?」

「そうですね。学校が終わったらスグに帰宅して、家の手伝いをしなきゃいけないので」

「家は何か商売してるの?」

「はい。飲食系です」

「それは大変だねぇ。あれ? でも今日は大丈夫なの?」

「今日はお店が定休日なので、フリーなんです」

「なるほどね。それじゃあ、お店が休みのたびにこうして遊んでるのかな?」

「毎回ってわけじゃないですけど、今日はなんとなくそんな気分だったので」


ん? そんな気分って、どういうことだ?


 突っ込んで聞きたくなったが、ここはグっと我慢。人並み外れたエロ顔の筆者がそんな質問をしたら、引かれてしまうに違いない。

 ラブホ街に到着し、いつもよりグレードの高いラブホにチェックイン。個室でふたりっきりになったところで、もう少しエッチな質問をすることにした。


「あいりチャンは、どんなエッチが好きなのかな?」

「ど、どうでしょう? 優しいエッチならだいたい好きですけど…」

「他にはないのかな? あんな愛撫されたいとか、こんな体位でしてみたいとかさ」

「そ、そうですねぇ。具体的なことはお任せします」

「えぇっ、でも何かないのかな?」

「できれば、恋人みたいな感じでしたいです」

「了解!! じゃあ、世界で一番大好きな人とエッチするつもりになるね」

「世界で一番ですか?」

「うん。ダメかな?」

「い、いいえ。それじゃあ、私もそのつもりになりますね」

「うん。ありがとう」

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