ふぅ。
案の定である。腰を振って1分ほどで限界を突破してしまい、「イクよ」と告げるのと同時に発射してしまった。
しばらく抱き合ったまま余韻を味わってから、チンコを引き抜いた。
そして、ちゃんとゴムの中に発射したことを動作でアピールしてから後処理を始める。
「ゴメンね。中じゃイケなかったでしょ?」
「謝らないでください。すっごく気持ち良かったです」
「ナナエちゃんのマンコの具合が良すぎて、全然我慢できなかったよ」
「あ、ありがとうござます。そんな風に言っていただけたの初めてです」
その後、連絡先を交換して再会を約束。ラブホテルを後にし、新宿駅に向かって歩き始める。
「ところで、ナナエちゃんって何かお仕事しているの?」
「え? 仕事ですか?」
「あっ、無理に言わなくていいよ。なんとなく気になってさ」
「一応、カルチャースクールで講師をしています」
「え? 先生なの? 何を教えてるの?」
「えっとぉ…」
「ゴメン! これ以上は聞かないね。もっと仲良くなってから教えてくれればいいからさ」
「はい」
彼女の洋服や装飾品から判断するかぎり、間違いなくお金には困っていない生活を送っていそうだった。きっとカルチャースクールの講師というのも、生活に困っているからではないだろう。
そんなセレブ風の人妻をヒーヒー言わせることに成功した筆者。駅で彼女と別れた後、なんとも言えない満足感に浸りながら帰途についたのであった。
(文=所沢ショーイチ)