「まじめにお笑いをやっても、お金にならない」「結婚してって言われたからしただけ」 おさるの無責任発言に非難の声

yamakawa0716main.jpg※イメージ画像:山川恵里佳オフィシャルブログ「晴れ、時々ブログ」より

 芸能界でも屈指のおしどり夫婦として知られていた、タレント・おさると山川恵里佳夫婦。少し前までは夫婦揃ってのテレビ出演を目にすることもあったが、最近では露出が少なくなっていた。そんな中、久々に夫婦で出演した番組『私の何がイケないの?』(TBS系)で、山川が「離婚も少し考えている」と告白し、話題になっている。

 山川とおさるは7年前に結婚。ふたりの子宝にも恵まれたが、最近おさるの仕事に対する姿勢から山川は“将来に対する不安”を覚えていると話す。現在おさるがレギュラー出演している番組はなく、収入は一番羽振りがよかったときと比べて桁がふたつも違うほどまで落ち込んだ。そんな苦しい状況にもかかわらず、おさるは芸人としてネタづくりなどに精を出さずに、筋トレ・クラブDJ・書道などさまざまなものに手をだし、書道に至っては道具一式に50万円以上かけるほど熱を入れているという。

 おさるは、現状を「まじめにお笑いをやっても、お金になっていない」と分析し、「だからさまざまなことに手を出して可能性を見つけ、きっかけがあればお笑いに戻りたい」と語った。これに対し山川は「それならば極めてくれ、すべてが中途半端になっている」と激怒し、ゲストからも、書道がお金になりそうになければ辞めた方がいいと諭されるも、おさるは「まだわからない、世界の人が待っている。世界の人は日本の漢字が見たいんです。いずれは音楽と映像と書道全部やれるパフォーマーになりたい」と語り、60歳くらいで生活できる環境を整えることを目指したいと話す。

 妻子ある身にもかかわらず、夢物語を自信満々に話すおさるに対し、コメンテーターの西川史子が「なぜ結婚したのか、責任はないのか」と核心をついた発言。するとおさるは、

「わかってますけども…。まぁ、その時の流れ…。結婚して下さいって言われたから結婚した」

 と悪びれずに話した。この無責任とも取れる発言に、スタジオの女性陣からは「最低」「絶対言っちゃいけない」などおさるを糾弾する声が相次ぎ、ネット上でも、「山川は男見る目なさすぎ」「今なら復帰して空いてる矢口ポジションに滑り込める」「過剰演出抜きにしても、あれは離婚考えるわ」と山川を応援するコメントが溢れた。

 また山川の“子育てのためにシンガポールに移住したい”といった理想が高すぎて辛いと話したおさるだが、「シンガポールに行く夢はふたりで見る夢。それを実現するためにがんばろうという言葉が欲しいだけ」と西川からたしなめられることに。ダメ夫として仕事を取れとまで言われるなど、厳しい意見が飛んだ。だが、MCの有田哲平から「喋りは奥さんのほうがたつ」と言われ「編集でなんとかして」と返すなど、涙を流した山川と比べると、深刻な様子は見せなかった。

「おさるは『中居正広のミになる図書館』で書道の腕前を大絶賛されており、また東京新聞主催の『第34回東京書作展』に出品した作品が特選に選ばれるなどなかなかの腕前です。そのため、おさるは書道家芸人として大成できると考えているのもしれません。しかし、書道家というジャンルは意外とタレント活動をする人も多く、『世界一受けたい授業』にも出演していた武田双雲、美人すぎる書道家として名を馳せた涼風花などもいますから、特に目新しいといったこともないでしょう。おさるが思い描く“音楽と書道と映像のパフォーマー”の詳細は分かりませんが、和楽器奏者やヴァイオリン・フルートの演奏家などとコラボし、書のパフォーマンスを行なうアーティストもすでにいます。そう考えれば、おさるが“書パフォーマー”として身を立てるのはかなり難しいのでは…」(芸能ライター)

 MCの江角マキコからは、山川が働けばいいとの提案もあったが、彼女は3月に出産したばかり。現在産休中であり、まもなく復帰するであろうが、かつてのような活躍をするにはしばらく時間がかかるだろう。世界的アーティストを夢を見るおさると将来を悲観し離婚まで視野に入れている山川、ふたりの折り合いはつくのだろうか。
(文=木嶋陽介)

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