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放送作家が嘆く、つまらなすぎるイマドキ芸人とは


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※イメージ画像 photo by Hello-Randy from flickr

 芸人。彼らは漫才やコントで人を笑わせることを職業とする笑いのプロだ。芸人には、芸の道に生きるというだけあって、舞台の上でだけでなく日常生活もまた波瀾万丈なイメージがつきまとう。有名無名の芸人が一堂に会し、“些細な日常のオモシロ話”を語り合うだけなのにお茶の間を笑いの渦に巻き込んでしまう“あの番組”を思い出すだけでも、芸人の生活がいかに「ネタ」で満ちているかが知れる。

 しかし昨今、お笑い界にある変化が起きているという。お笑い界を堕落に追い込みかねないその危険信号について、放送作家A氏は深刻な表情で語る。

 以下、A氏の証言。

 このごろ、若手芸人を中心に「芸人離れ」した生活が流行しています。昔から芸人さんはやっぱり、極貧なのに遊びほうけるとか、常識的にはおかしな生き方の人が多かったし、そうでないと僕らも困るんですよ。

 芸人とスタッフが毎晩飲みに行って、家族同然に付き合いをする。こうすることで仲が深まって、面白い番組や企画も作れますからね。まさにその一体感がお笑い界のいいところなんです。ところが、最近では全然飲みに行かない芸人もかなり増えました。収録終わりにはすぐに家に帰って寝たり、「彼女とデートがあるんで」と平気で打ち上げを休んだりね。

 ピンク色ベストが目立つ漫才コンビのツッコミWは、後輩芸人たちを誘って海外旅行によく行くそうなんですが、男だけの旅行恒例である風俗などの夜遊びを一切せず、後輩たちをガッカリさせたなんて話も聞きました。

 しかし、なにより最近一番僕を落胆させたのは、筋肉芸人のPです。彼は、ある有名AV女優と飲み会の席でかなりイイ感じになったのにもかかわらず「終電が…」と逃げてしまったんです。しかもPはその日、その女優に会えることが楽しみすぎて彼女のAVで三発も抜いてから来たほどのファンなのに…。もう芸人として失格どころか、男としてチキンすぎると思いませんか? 友人としても恥ずかしく思いましたね。

 最近は、朝の情報番組の司会を芸人が務めたり、一流の女優さんやアイドルと結婚する芸人もいて、社会の中での芸人のステータスは上がったように見えるけど、ようするに、スター気取りの芸人が増えちゃったんですよね。よくも悪くも若手はそういう姿を見てこの業界に入ってきたりもするので、妙に冷めたというか普通の人たちが増えたというか…。言葉は少し乱暴になっちゃうけど、「バカたちがひたすら笑いを極める」っていうのがお笑い界の一面として確実にあったわけで、それが変わってきている気がするんですよね。ちょっとさびしいですね。

 芸人だって人間なんだから、「普通」の生活をしたっていいんじゃないか! って彼らを擁護する人ももちろんいるでしょうけど、僕は違うと思うんです。やっぱり、普通に生きてる人たちを笑わせるには、普通に生きててはいけないんです。そんな普通じゃない“お笑いバカ”が、いまのお笑い界を引っ張ってくれている大先輩たちですから、その背中を追いかける若手が少しでも増えてくれたら僕はうれしいですけどね…。

 以上、A氏の証言。

 お金がなくても、モテなくても、普通の人なら逃げてしまうような辛い苦労もネタに変えて、自分の人生すべてを笑いに捧げる。そんな腹を決めた芸こそ、人を動かせるのかもしれない。
(取材・文=ウッドマーラー☆たろ)


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笑いの道は険しい

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