モー娘。道重さゆみがブッ倒れる寸前!? 激務に疲労困憊

sayu0308.jpg※イメージ画像:『道重さゆみ写真集「美ルフィーユ」』
ワニブックス

 1997年にデビューし、メンバーを入れ替えながら16年もグループを存続させてきたモーニング娘。に再ブレイクの兆しがある。大ヒットとなった「LOVEマシーン」で時代を築いた同グループは、流行りモノの宿命通り、数年で「超人気アイドル」ではなくなったが、解散することはなくマニアックな固定ファンを抱えて地道にコンサート活動などを継続してきた。そして52枚目のシングルとなる最新曲「Help me!!」(zetima)が、オリコンウィークリーチャートで1位を獲得。3年8カ月ぶりの首位で売上は10万枚を超え、前回1位を取った39枚目シングル「しょうがない 夢追い人」(累積売上枚数約54,000枚)の2倍で、この点を見ても再ブレイクの予感は十分と言えるだろう。

 芸能界にもモー娘。ファンはチラホラ出現しており、ユースケ・サンタマリアが出演番組などで「他のアイドルは興味ないけど、今のモー娘。はすごくいい」と愛を語ったり、新曲のオリコン1位を受けて、道重推しのオリエンタルラジオ・中田が「モー娘。はカッコいい。何年かぶりに1位を取って感動した。道重さんリーダーになって頑張ってたのを知ってるし、人生って一回勝ったら勝ちじゃないし、一回負けたからって負けじゃない、ということを体現した」とラジオで話している。

 しかしその陰で、活動歴10年の年長メンバーたちに体調不良が相次いでいる。2月には「Help me!!」発売に伴う握手会などのイベントが予定されていたが、田中れいな(23)が高熱による体調不良で欠席、さらに十二指腸潰瘍と食道炎にかかっていることが発覚した。田中は昨年10月に開催された「世界握手会inパリ」も体調を崩し欠席している。そして田中と同期で現リーダーの道重さゆみ(23)も、2月から体調不良が続きファンから心配の声が上がっている。

 道重は1月中旬から足や手、顔にまで広がった蕁麻疹の症状に悩まされ、通院により治療を続けていたが2月になっても回復の兆しが見えず、同月16日のイベントを途中退席し、翌日のイベントは欠席していた。長い静養は取らず、すぐに仕事を再開した彼女だが、今度は2月末に「左目の結膜炎」を報告。そのうえ今月5日には「左が良くなったと思ったら、右目も結膜炎になっちゃった」とブログで明かしている。眼帯を装着して芸能活動に臨む彼女の姿は痛々しく、ファンならずとも心配になるだろう。ブログでは、結膜炎だけでなく「なんか今、体の左側がおかしーよー(笑)右側は、めーっちゃ元気なのに!!!!!!!!右と左とで違う人の体みたーい(笑)」と全身に妙な違和感があるとも書き込んでいる。

「体の左右どちらかだけ重くしんどいなどの違和感を覚える状態は、自律神経失調症などの病気で見られます。左半身だけ手がしびれたり、脱力感があったり…通常は脳の病気が疑われるところですが、そうでないならストレスなど精神的な原因があると見ていいのではないでしょうか。もし仮に目まいや頭痛、睡眠をとっても慢性的な疲労感が解消されないなどの症状も見られるようなら、きちんと病院で診察を受けて治療することが賢明です」(医療系に詳しいライター)

 AKB48をはじめとする48グループも、平日は劇場公演やテレビ、雑誌の仕事、土日は握手会などのイベントで休みがなく、体調不良者が続出している。「アイドルだから」「芸能人だから」と言って、一般企業で働く会社員と別の生きものであるはずがなく、体調を崩した時は無理に働くべきではないだろう。また、AKBの総監督である高橋みなみも、責任の大きさから精神的に疲れ切っていると言われるが、規模こそ違えど同様にリーダーを務める道重も、過密スケジュールのみならず牽引者としてのプレッシャーに知らず知らず蝕まれているのかもしれない。

「長くリーダーをやっていた高橋愛(26)が卒業してから、モー娘。は10代前半の新人メンバーが大半になり、新人グループのようなフレッシュ感を手に入れました。しかし、路線変更で激しいダンスパフォーマンスを取り入れるようになり、成長期のメンバーは特に肉体的にガタが出かねない。実際、センターポジションの鞘師里保(14)は、11年夏に坐骨神経痛を患い、6週間の在宅療養をした。肉体的な面だけでなく、若い新メンバーがたくさんいる中で、当然イザコザも多発します。今の彼女たちをまとめ、導いていく役割を担わされた道重は苦労していると思います」(芸能記者)

 また、ブレイクのきっかけを手にしている大事な時期だけに、ここで足を止めてチャンスを逃してはならないと道重本人が一番強く感じており、「それだけに多少無理をしてでも頑張ってしまうのでは」とも。しかしどんな仕事をするうえでも、体が資本。異変を感じているならば、思い切って静養し、体調を回復させてほしいものだ。

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