インストラクターに熟女が群がる! ジムで繰り広げられるハードな恋愛事情

インストラクターに熟女が群がる! ジムで繰り広げられるハードな恋愛事情の画像1※イメージ画像 photo by Offbeat Photography from flickr

 スポーツの秋ということで、スポーツジムに通い出した人もいるだろう。筆者はほとんど毎日ジムに行くタイプなのだが、先日、会員と思える40歳前後の女性がフロントロビーの長イスに座って泣いている姿を見た。その傍らには、異動が決まっている20代男性インストラクターが床にひざをつけて彼女と目線の位置を合わせ、ちょっと困ったような顔でその女性をなぐさめていた。その日は、その店舗で彼の出勤最終日だった。

 私が通うジムは業界トップクラスの大手で、店舗数も多く、社員インストラクターの異動が年に何回かある。異動は本人の「ごあいさつ」とともに、2週間ほど前からジム内の掲示板で発表されるので、会員同士の話題にもなる。一般企業の人事異動の光景と同じだ。

 ロビーで泣いていた女性はおそらく、その男性インストラクターがお気に入りで、日常的に彼のプログラムに参加していたのだろう。“擬似恋愛”みたいな感情があったに違いない。このジムでは掲示板などに、「スタッフへの個人的なプレゼントは遠慮しております」と張り紙がしてあるのだが、大手のスポーツジムはインストラクターと会員との恋愛を禁止しているところが少なくない。中には、会員に手を出したインストラクターに懲罰規定を設けていたり、会員からの誘いに対するお断りマニュアルを用意しているところもある。

 とはいえ、オトナ同士のやり取りだから、エッチなハプニングは起きるもの。ある男性インストラクターによれば、お断りマニュアルもあくまで、タイプでない会員からアプローチされた時だけ使われるものらしい。それに、実際、メアド交換くらいは日常茶飯とのこと。20代後半で独身の男性インストラクターYさんは次のように話してくれた。

「時間が不規則だし、職場以外での出会いも少ないので、会員の女性とお付き合いすることはあります。ただ、結婚している女性のほうが積極的で、主婦の方はとくにそう。スタジオレッスンに参加するだけじゃなく、有料のパーソナルトレーニングにも申し込んでくれますので、ありがたいお客さんです。パーソナルトレーニングだと、文字通り、手取り足取りで接触する機会も多いので、いいカラダだとわかると気分が高まります」

 そんなYさん、少し前に、30代後半の既婚OLで「賀来千香子を若くした感じの会員さん」と仕事帰りに飲みに行ったのだという。

「何回かメール交換はしてましたが、外で会うのは初めてで、ほろ酔い加減で帰りはホテルへ直行。セックスレスになってから5年と言ってましたが、ふだんから鍛えてるだけあって、バストの形はいいし、アソコのしまりも良くて、スゴかったですよ。仕事柄、体力には自信があるんだけど、すぐにイかされちゃいました(苦笑)」

 その後も、その賀来千香子似の会員さんとはたびたび個人的に会っていたらしいが、結婚前提で付き合う彼女ができてからは、会わなくなったとか。ちなみに、その彼女もジムの会員だというから、いつの時代もスポーツのできる男はモテモテなのである。彼は、人当たりは爽やかだが、決してイケメンというほどではない。ただ、180センチの長身に見事な逆三角形のボディと引き締まったお尻が女性会員を魅了するだろう。

 どうやら、会員からインストラクターにアプローチすること自体は想像ほど難しくないようだが、モテるインストラクターは、会員の中にもファンが多いので選べる立場だ。インストラクターはどんな女性を好むのか聞いてみた。

「美しい肉体づくりをアドバイスする仕事ですし、女性のスタイルは気になります。インストラクターとしては、やはりその点は外せません。僕はまだフリー契約なので収入も不安定で、そういうことに理解がある人じゃないと続かないかも」(前出のYさん)

 スポーツジムのインストラクターは半分が女性なのだが、中には魅力的な女性インストラクターもいる。こんどは男性会員が彼女たちにアプローチするにはどうしたらいいのか聞いてみたい。個人的に筋肉質の女性はそれほど好みではないので、これまであまり考えたこともなかったが。
(文=上条泡介)

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