【ネットナンパ】ザギンのホテルで昼下がりの情事

tokosyo_120816.jpgIllustrate by ながおか

 刹那的な出会いとSEXを求めている筆者トコショーではあるが、農耕民族のように種を撒いて収穫を待つ戦法も取り入れているのである。

 愛用サイトの一つである「ワクワクメール」には、メールフレンドを求める女性も多い。ピュア掲示板の【まずはメル友から】というカテゴリーにも日々たくさんの女性が書き込みを行っているのだ。

 こうした女性たちは主に二種類に分けることができる。
 
 一つは、純粋なメールフレンド探しだ。ヒマ潰しだったり、現実社会とは違う自分を演じたくて相手を探している。このケースだと実際に会うのは至難の技で、労が多いばかりで見返りが非常に少ない。

 そしてもう一つは、いきなり見ず知らずの男性と出会うのが怖いのでまずはメールからというパターンである。こちらの場合はSEXにも乗り気で、相性さえ良ければ実際に会うのはそう難しいものではない。

 筆者が狙うのはもちろん後者の方だ。相手の女性がどちらなのかを見極めるのも簡単ではないのだが、後者の関係を望む女性の場合は比較的簡単に携帯アドレスを教えてくれる傾向にある。

 そんなワケで、筆者にはメールフレンドなる存在が3名ほどいるのだ。今回はその中の一人とのお話である。

 
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私と楽しくメールしてくれませんか(o^v^o) 
 
趣味とかの共通点などが多い人が希望です。
詳しくは私のプロフィールを見てもらえればと思います。 
 
共通点がなくても、私の知らない世界を教えてくれる人も大歓迎です! 
 
♀さゆり 
 
30代前半
160~164cm
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 この書き込みを発見したのは5月下旬のこと。彼女は写メを公開していたのでポチっと確認してみると、キングカズの奥さんである設楽りさ子似でなかなかの美形。詳しいプロフィールを確認すると、世田谷在住の人妻であることが判明。

 男を虜にするようなエロい表情にピンときた筆者はさっそくアプローチを開始。彼女の趣味が映画観賞・食べ歩きとなっていたので無難な会話から始めて、徐々に様子をうかがっていく作戦をとることにした。

 紳士的に近付いたのが良かったのであろう。3通目のメールで向こうからアドレスを教えてくれのである。こうしてお互いに直アドレス同士でやりとりするようになった。

 メールでは主に聞き役に徹したトコショー。結婚5年目の彼女は旦那との仲が冷めており完全なセックスレスで悶々としていることや、このまま年を取って枯れるのが怖いといったようなことを告げてきた。こうした彼女の意見に同意しつつ、様子を探る筆者。どうやら彼女はSEXのエクスタシーを知らないようなので、そちらの方面から攻めることにした。

 「エクスタシーを知らないと加齢が早くなるんですよ」だの「女性として生まれたからには性の喜びも知るべきですよ」といった感じで洗脳開始。かなり遠回りな口説き方だが、こちらとしては最初から徒労に終わるのが前提だ。上手くいったら儲けものといったスタンスなので焦ることはない。

 こうして数カ月ほどメール交換をしていたのだが、つい先日決定的なメールが届いた。

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