内村航平の「濃いワキ毛」に萌える!? 男がドン引きするかもしれない女のコの意外なフェチ

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※イメージ画像:『「資料にどうぞ」なフェチスタイル』マイウェイ出版

 人は誰しも「これだけは譲れない!」と、時に執念すら感じるほど異性に対して並々ならぬ性的嗜好を見せることがある。そのことを代表する言葉といえば「フェチ」。もとは「フェティシズム(英語:Fetishism)」という“性的興奮を示す傾向”を指す言葉で、その語感と使い勝手の良さで市民権を得た略語である。「おっぱいフェチ」や「お尻フェチ」などは読者諸兄もよく見聞きしていることだろう。

 さて、日本中が熱狂したロンドンオリンピックも終わりを告げ、数々の名勝負の余韻に浸っている頃、巷の女子たちには心に焼き付いて忘れられないシーンがあるという。それが、体操・内村航平の「濃いワキ毛」だ。惜しげもなく腕を開くつり輪や鉄棒、フィニッシュポーズなどでものすごい存在感を放つもっさりとした内村のワキ毛が、乙女のフェチ心をくすぐっているのだ。ネットでの声を集めれば、「童顔と濃いワキ毛のギャップが最高!」「ワキ毛が濃い人はセクシーに見える。内村君はめっちゃ筋肉あるのもポイント高い!」「あのワキ毛見ただけでムラムラする!」と、過去に「むさ苦しいワキ毛なんか見せるな!」とワキ毛を弾圧していた頃には考えられないような手の平返しっぷりである。所変わればフェチも変わる……。イケメンの金メダリストなら剛毛ワキ毛すらも認められるとは不公平な世の中である。

 このようなワキ毛フェチ同様、女子のフェチの世界は男には理解できないシロモノ。知れば知るほど女子との溝ができるような不可解な女子のフェチを紹介していこう。

◆覆面・お面フェチ
「戦隊モノ好きが高じて、覆面とかお面フェチになりました。年々、生身の人間に対する興味が薄くなってるような……。スパイダーマンとかもいいですが、映画『スクリーム』のお面も好き。最近はもっぱら『オペラ座の怪人』に出てくる仮面がお気に入りです。あの仮面をかぶった男性とエッチしてみたい! ゴツいガスマスクもいいですね~(由香/24歳・アパレル)」

 顔に自信のない男には天使のような女子を発見! 非現実的なシチュエーションにフェチ心がうずくのだろうか。

 
◆骨フェチ
「男性らしい出っ張った骨がとにかく好きで、舐め回したり噛みつきたくなる。最近、独学ですが骨学を勉強し始めて、ますます骨が気になります(サトミ/派遣・24歳)」

 骨学まではさすがに行き過ぎではあるが、女子には意外と多いのが骨フェチ。鎖骨・手・足首など骨フェチ界でも王道とされるものもあれば、骨盤・背骨・肘・痩せぎすで浮き出た肋骨などマイナーなものも人気のようだ。

 
◆傷痕フェチ/傷フェチ
「よく見るのは盲腸の傷痕だけど……個人的には足とか腕とか顔とか割と目立つところに、子どもの頃に無茶してつけちゃった系の大きめの傷痕を見ると上がる~! 優しく舐めてあげたい(えりにゃ/学生・18歳)」

「彼氏が慣れない料理をしているとき、包丁で指を切って痛がってるのを見てキュンとしたときに、自分が傷フェチだって気づきました(麻美子/19歳・フリーター)」

 傷を負いつつもそれを気にせず生きる姿が男らしい……ということなのだろうか。見ているこっちが痛々しい生傷もフェチの一言で片付ける荒技! さしずめ、メンヘラがリストカットの写メをTwitterにアップするのもナルシストタイプの傷フェチなのだろう。

 男はおっぱいやお尻などストレートでシンプルなフェチが目立つ中、女子は一癖も二癖もあるタイプが多いよう。女子の「こだわり」が男よりも複雑で強大なものと考えると、女子のフェチの世界が広いというのも理解できるできないかは別にしても、妙に納得できる話ではある。
(文=三坂稲史)

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