処女宣言のゲードル・杏野はるな「ガチで処女です」

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ゲームアイドル・杏野はるな、ブログで処女宣言! 本物の処女か? 戦略か? 真相を直撃インタビュー!

 ゲーム大好きアイドル、通称「ゲードル」として活躍中の杏野はるな(22)。数々のブログ炎上事件を起こし、可愛い顔に似合わず”炎上アイドル”とも呼ばれている彼女だが、今度は自身のブログで「処女宣言」をしたことが話題となっている。

 「アタリのコンドーム」と題した9月4日付のエントリで、杏野は米国のゲームメーカー・アタリ社のロゴが入った貴重なコンドームを貰って喜んでいる写真を公開し、「一番の問題は、はるなが22歳にして経験無いということか……」とコメント。

 現役アイドルの処女宣言ともいえる記述だが、ネット上では「こんな可愛い子が処女のわけない」「もう三次元の女には騙されねえぞ」「処女がコンドームなんて欲しがるかよ」「最近は処女じゃないだけでビッチって言われるから、こんなウソをついたのか」など、懐疑的なコメントが大半を占めた。

 本当に処女なのか? それとも、処女厨を釣る戦略なのか? 杏野本人を直撃し、その真相を聞いた。

――ブログで処女だと書いていましたが本当ですか?

杏野 そうですね、本当です。10代でアイドル業界に入ったんですが、プライベートでもゲームアイドルの勉強として、レトロゲームなどをやっていますから、ずっと彼氏をつくる時間がなかったです。今までバイトの経験もなく、アイドルの仕事で生活してきましたから、現在も必死に仕事に取り組んでいます。

――ゲームアイドルとはいえ、プライベートまでゲーム漬けですか。

杏野 私の夢は、アイドルとして売れることよりも、レトロゲーム文化を残すためのゲームミュージアムを設立することなんです。夢に向かって真剣に取り組んでいると、恋愛をする時間はないですね。「このゲームを作った人は他にどんなゲームを作っているのか」とか調べていったら、レトロゲームの勉強は際限がないですから大変です。仕事や夢のための努力だけでなく、アイドルなので肌の手入れとかオシャレにも時間が割かれますし、掃除とか洗濯とか日常の家事もあります。

――まわりのアイドルたちは恋愛を楽しんでいるんじゃないですか?

杏野 まわりの子たちは、食事に誘われて男性と会うこともあるようですけど、私は食事に誘われても、行ったことがないです。ゲームの面白い話が聞けるとかの場合は別ですけど、恋愛対象として男性と会うことはないですね。

――事務所が恋愛禁止なのですか?

杏野 そういうわけではないんですが、20歳になるまでの未成年のうちは、仕事と関係ない連絡は一切ダメでした。管理がしっかりしてて「連絡するなら事務所を通して」みたいな感じでした。そのまま恋人になるような男性と出会う機会がなく、現在に至るって感じです。

――こんな可愛いアイドルを男が放っておくとは思えないんですが。

杏野 私はブログを2つやっていて、ツイッターでも頻繁につぶやいているんですが、それをチェックしてるファンなら「杏野はるなは恋愛をしている暇がない」ってことが分かるんじゃないかなと思います。テレビや雑誌のお仕事だけでなく、事務所のイベントなどもありますし。可愛いと思ってくれる人がいるのは嬉しいことですけど。

――処女であることを公表したのには理由があるんでしょうか。

杏野 以前から、ちょこちょこ言ってたんですよ。最近ファンになってくれた人たちにとっては、初めて聞いたことだから話題になったんですかね。イベントでは、ファンの方と直接お話しするんですが、昔からのファンの方は「もう大人の女性なんだから、早くステキな恋人を見つけなよ」とか心配してくれてます(笑)。逆に「はるなちゃんはそのままでいいよ。仕事が恋人だよ」と言ってくれる人もいます。

――かなりストイックな印象ですが、普通の女の子のように恋愛をしたいと思ったことはないですか?

杏野 私がやっている「ゲームアイドル」という仕事は、今しかできないことだと思うんですよ。22歳という年齢と女の子ということで、かなり得をしてる部分があると自覚してます。「若い女の子なのに何で昔のゲームを知ってるの?」という感じで、みなさんはそこに私の価値を感じてくれている。今しかできない仕事に支障をきたしてまで、恋愛をしたいとは思いません。恋愛は年齢を重ねてからでもできるんじゃないかなと思いますけど、今は「今しかできないこと」を必死にやりたいです。

――最近では、アイドル声優の平野綾さんが恋愛トークを解禁して、彼女を処女だと信じていたファンから大バッシングを受けましたが、どう思われましたか?

杏野 そこまでファンを夢中にさせる力は凄いと思います。どっちが悪いとは言えない話だと思いますけど、今までのイメージを信じ切っていたファンにすれば、突然裏切られたという気持ちなのかもしれません。でも、それは平野さん本人が悪いわけではないですよね。芸能人は仕事でファンを魅了すればいいわけで、プライベートにまで踏み込むべきではないと思います。

――杏野さんだったら、そういう場合はどうしますか。

杏野 処女ということで私のファンになってくれた人がいたとしたら、急にイメージを壊すような発言をするのは、正直心苦しいです。もし処女じゃなくなったとしても、私なら墓場まで持っていく。それがプロ根性だと考えています。もし仕事上、処女のイメージを捨てることになったら、ファンの様子を見ながら徐々に段階を踏んでいくべきだと思います。でも、最終的には自分の人生ですから、やりたいようにやるべきではないでしょうか。自分がこうしたいと思ったら、それをファンに納得させるのが「芸能人の力」だと思います。

 
 彼女のストイックな姿勢を見る限り、確かに今は男と遊んでいる暇はなさそうだ。清純派のイメージを壊すようなアイドルの恋愛トークが続き、アイドルファンたちが次々と撃沈しているが、もし処女じゃなくなったとしても「プロとして墓場まで持っていく」と宣言する彼女は、希少なアイドルの鏡と言えるかもしれない。
(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

◆杏野はるな(あんの・はるな)
1988年4月9日生まれ。熊本県出身。身長:158cm。B80、W58、H84。特技&趣味:ファミコン「スペランカー」ノーミスクリア。水泳(1キロ泳げます)。ルービックキューブ(6面そろえられます)。「世界から注目されるNO.1ゲームアイドル」として、テレビや雑誌などで活躍中。今年1月、自身の企画・構成・執筆による初の著書『杏野はるなのレトロゲーム読本』(ウェッジホールディングス)を刊行。
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