『丁寧語で責められてM ～お嬢様学校に入学したボク～』よりインターネットを開けば、ありとあらゆるズリネタがあふれている昨今。それでも人間とは欲深いもので、さらなる刺激を求めて、今夜もオカズ探しに迷走している読者もいるのではないだろうか。そんなアナタに、新たな刺激物として最近話題の「ボイスドラマ」をオススメしたい。それは『丁寧語で責められてM ～お嬢様学校に入学したボク～』。五感のうち、特に「聴覚」によって興奮を覚えるタイプ、そしてM男クンは必聴だ!!
本作はすべて音声のみで構成されたドラマで、ひと言でいえば「ラジオドラマ」ということになる。安っぽく聞こえるかもしれないが、実はものすごく応用の利く形態だったりするのだが、どう活用するかは最後に紹介しよう。
ストーリーは、お嬢様学校に手違いで入学してしまった男の子（主人公）が、女王様チックなサドの生徒会長に秘密を握られ、弄ばれてしまうという、萌えアニメのオーソドックスな展開。女子校なので、当然主人公は女装しているという設定になっており、最近のトレンドである”男の娘”気分も味わえる。声だけで物語が進行していくので、部屋中に大音量で響かせるよりも、目を閉じてヘッドフォンでボイスドラマを流し、世界観に浸ることをオススメしたい。
さて、全3話＋おまけで構成された物語の第１話から、ほんの一部を抜粋するので、「お嬢様女子校生にいたぶられるボク」という妄想を始めてほしい。シチュエーションは生徒会長に水泳の授業に出ないのを不審がられて、むりやり水着を着せられる場面。当然、男だということがバレてしまう!!
「もしかして麗子に水着の上から踏まれて気持ちいいんですか？」
「このまま足で踏み扱いてさしあげますからどうぞ無様にお射精する様をみせてくださいませ」
お嬢様の丁寧語が、「エッチなことをしているのに、遠い距離感」を感じさせ、惨めな気持ちをよりいっそう高めてくれる。この文章を読んで興奮を得られたアナタにはMの素質がお有りになります。どうぞそのままイッちゃってくださいませ。
ちなみに、本作品の制作は同人サークルGREENWAY。男女あわせて3人と小規模ながら、定期的に作品を発表している。「自分で使用するかどうかというより、自分で使えない作品は断じて出しておりません（笑）」と語るだけあって、実用的なセリフが満載である。
最後に、筆者がオススメする楽しみ方は、「野外（一人）フェス」。まずは携帯音楽プレーヤーに音声を入れ、遮音性の高いヘッドホンを装着してお外へGO！ 街中で、電車で、トイレで、おしゃれなカフェでまわりが何気ない会話をしている中、エロボイスドラマを楽しむのだ。なんとも背徳的じゃないか、諸君。上級者になれば、プレイヤーのシャッフル機能を利用して、突然始まるエロボイスなんてのもアリだ。ただし、耐えきれず、野外オナニーや痴漢行為に発展させてしまうようなモラルのなさは言語道断。それゆえ、真性のマゾヒストにしかオススメはしない。
（文＝珊瑚ky）
こちらもM属性のキミに。ほほほほっちゃーーん！
