今年45歳になる筆者トコショー。そう、気がつけばアラウンドフィフティーである。筆者はおニャン子クラブ世代のど真ん中なので、同じ歳のおニャン子メンバーがかなり多い。それゆえ、今年アラフィフに突入する元おニャン子クラブメンバーもかなり多いのだ。日本全国の多感な男子を熱狂させたおニャン子たちが五十路間近とは、なんとも複雑な気分になってしまう。
さて、筆者トコショー。45年も生きているというのに、いまだモテ期が訪れてくれる兆しが一向にない。やはり筆者のようにブサメンで短小早漏男性には、女性にモテることなんてありえないのだろう。それゆえ、筆者は一期一会のSEXに全力を尽くすのである。
“こんな不細工な俺に股を開いてくれてありがとう。下手だけど一生懸命愛撫させていただきます”と感謝しながら女性にご奉仕するのが基本スタンスなのだ。
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SもMも好きだけど、今日はイジめたい気分です(ハート)
身長が170もあるせいかSっぽく見られます(涙)
でも優しくいじめられるのも好きだし、お姫様みたいに抱っことかもされたいです(笑顔)
どっちよりのHも好きだけど、今日はお姫様じゃなくて女王様になりたい気分かも?
清潔感のある年上の人が特に好きです
いま池袋なので、どなたか誘ってくださいね(ハート)
02月1*日16時23分
受付メール数:0/5
♀のぞみ
22歳
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いつものように出会える系サイトをチェックしていると、愛用サイトの一つである【イククル】でこんな書き込みに遭遇した。筆者の年齢のちょうど半分ほどの小娘が、女王様となって筆者をイジめている…。想像しただけで先走り液が滲んできた。考えるよりも先に返信ボタンを押して、アタックを開始した。
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こんにちは、のぞみさん。
都内の会社員、44歳のショーイチです。
今日は休みなので朝から暇してたところです。
そんな時、のぞみさんの書き込みを見てしまいました!
ドMってわけじゃないんですが、女性に尽くすのが大好きなんです。
よろしければぜひお会いしていただきたいです!
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いつもは多少のサバを読んで、8歳から12歳くらい年下を装う筆者。だが今回は年齢差のギャップに萌えたかったので、そのまま正直に年齢を伝えながらアプローチした格好だ。
ちなみに、女性にアプローチする際のファーストメールだが、最低でも1回は文章内に相手の名前を入れるのがポイントと言えよう。たったこれだけのことで、コピペメールではないことをアピールできて女性に安心感を与えることができるからだ。“当たり前のことを何言ってるんだ?”と思う読者も多いだろうが、案外これを実行していない男性が多いのである。それゆえ、かなり有効な手段なのである。
約5分後にのぞみちゃんより返信が届いた。
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のぞみです。
メールありがとうございます。
お父さんより年上の人としたことないんで、変な気分です。
でもショーイチさん優しそうだから、会ってみたいな(音符)
いま池袋なんですが、どれくらいで待ち合わせできますか?
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ウヒっ!
たまんねぇな、ちくしょうめ! そうか、そうか、お父さんは俺より年下なんだね。くはーっ、こんな、こんな若い小娘が女王様になってくれるだなんて…。はぁ、不細工ヅラで良かったぁ。人並みの容姿だったら、きっとここまで出会える系サイトにはハマっていなかっただろう。父よ、母よ、不細工に生んでくれてありがとう。
そんなワケでサクサクとメール交換が進み、無事に交渉成立。そそくさと待ち合わせ場所の池袋西口に向かった筆者である。
待ち合わせ場所のファストフード店の前で待っていると、約束の時間より数分ほど早くのぞみチャンがやってきた。
ジワワっ!
ひと目見ただけで、おチンポ汁がおちょぼクチから滲んできた。のぞみチャンの顔は、洗脳騒動で話題になったオセロの中島知子を色白にした感じ。あそこまでキツ目の顔ではなく、ふんわりと柔らかい印象の顔立ちだ。
そしてヒールの靴を履いているせいで、171センチの筆者より5センチ近く背が高かった。街ですれ違ったら、間違いなく振りむいて視姦すること間違いナシってタイプだろう。
「こ、こんばんは。のぞみチャンだよね?」、声が裏返ってしまわないよう意識しながら声をかける。
「あ、ショーイチさんですか?」
「うん。約束してたショーイチだよ」
「良かったぁ。やっぱり優しそうですね」
「そ、そうかな? まぁ、それくらいしか取り柄がないんだけどね」
「怖そうな人じゃなくて安心しましたぁ」
「それにしてものぞみチャン、目立つねぇ」
「えぇ、やっぱり背が高いから…」
「ううん、そうじゃなくて、イイ女オーラが凄いよ」
「え? なんですかそれ?」
「街を歩いてるとよく男の人に見られるでしょ?」
「は、はい」
「それはね、背が高いからじゃなくてのぞみチャンがイイ女すぎるからなんだよ」
「えぇ? そうなんですか!」
「うん。よく見られるわりにはナンパとかはあまりされないでしょ?」
「は、はい。たしかにそうですけど」
「それはね、イイ女すぎて男が尻ごみしているからなんだよ」
こんな会話を交わしているうちにホテルに到着。のぞみチャンも喫煙者だったので、二人してソファに座って一服開始。
「ね、のぞみチャン。今日は女王様になりたいって書いてたけど、どんな風なエッチが好きなの?」
「男の人が気持ち良さそうにしてるのを見るとゾクゾクってしちゃうんです」
「ふんふん」
「だから、たくさん攻めるのが好きですね」
「そっかぁ。俺もSもMも両方イけるクチだけど、今日は受けに徹するね」
「はぁい。あ、痛いとか汚いのは好きじゃないんで安心してくださいね」
「うん。細かいのは全部任せるよ」