スペイン美女たちがオールヌードでSOS!! 闘牛反対の抗議活動を”血”行

espanol01.jpgAFPBBNEWSより (c)AFP/JOSE JORDAN

 最近、「シー・シェパード」による鯨やクロマグロの漁獲に対する抗議活動が連日新聞やテレビで報道されているが、今度はスペインの伝統的な娯楽である闘牛に反対する団体が抗議行動を行なったと話題になっている。動物愛護団体「アニマ・ナチュラリス」が14日、スペインの首都マドリードと東部バレンシアで、裸の体に血糊を塗り、闘牛に反対する抗議活動を行ったのである。

 その模様を見ると、南欧美女たち(男性も含むが)がオールヌードになって横たわり、SOSの人文字を作っている。全身に血糊をべったりと付け、腋にはカラフルな羽根のようなものを挟んでいる。羽はおそらく闘牛士の剣を意味し、剣に刺されて血が出ている牛を模したものだろう。

espanol02.jpgAFPBBNEWSより  (c)AFP/JOSE JORDAN

 その他にもAFP通信などで撮影された多くの写真を見る限り、彼女たちは胸とヘアをうまいこと隠しており、見えそうで見えないセミヌード状態。おっぱいやヘアがポロリしているものもあるが、血みどろということもあって、エロというよりはグロ画像の方面に転んでいる。

こうした抗議活動でヌードになる人たちは意外に多く、2007年3月には南米はペルーで、チリ~ペルー間の領海境界問題に抗議し全裸に国旗をボディペインティングしたモデルが逮捕されている。フィリピンでも同年12月にフィリピン大学の学生友好団体のメンバーらが全裸で構内を練り歩き、 アロヨ大統領の退陣を求める抗議活動を行っている。 08年の11月にはフィンランドで国際動物愛護団体が毛皮着用に反対するヌード・デモを行った。11月の北欧で全裸とは、完全に自殺行為だと思うが……。

 もちろん、真剣にこうした活動に取り組む団体もあるだろうが、一部にはお祭り感覚で参加する輩もいる。良いか悪いかは別として、全裸で抗議デモをすると世界中のメディアが飛びつきニュースになるため、動物愛護などを大義名分にして、目立とう、自分たちの団体を売り込んで寄付金を募ろう、と目論むアヤしい連中も少なくはない。今回のスペインにおける抗議活動にも、ネット上では「これは抗議団体ではない。”抗議団体”とすれば、(裸でパフォーマンスをしても)処罰されないので、抗議団体を装ったヌーディストたちではないか」という懐疑的な意見が散見された。

 日本でこのような大規模な全裸抗議活動が行われることはほとんどないが、今話題となっている「非実在青少年問題」などに関連して、いわゆるコスプレでのデモはあり得るかもしれない。ただし、真摯な気持ちでコスプレデモ行進を行ったとしても、東京都知事あたりは一瞥もくれずに「バカバカしい」と切り捨てるだろう。
(文=高田コウイチロー)

『日本国民全裸の日4 つぼみ』

 
そんな日があってもいいと思う

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