グラビアアイドルの世界は厳しい。テレビ番組にレギュラー出演するような人気タレントや女優へと転身できるのはほんの一握りで、ほとんどが年齢を重ねるとともに埋もれて消えて行く。一方で、ただ水着になるだけではDVDが売れず、最初から「ギリギリ」路線を強いられるアイドルも少なくない。極小水着を体に食い込ませ、大きな胸も尻も「肝心の部分」以外はほとんど全部あらわな状態。10~20代の「かわいくてスタイルのいい」女の子たちは、そうやって疲弊していく。
さて、その厳しい世界に7年の長きにわたり身を置き、活躍してきたグラビアアイドル・鈴木茜(25)が、引退を決意した。26歳の誕生日である4月2日に新潮社の人気シリーズ『月刊 鈴木 茜~Final~』を発売し、引退となるという。驚きなのが、その誌上で、これまで決して拝むことのできなかった乳首を解禁しているということである。そのプレミアムな画像が3月15日付で解禁となり、「週刊プレイボーイ」(集英社)、「週刊現代」(講談社)、「FLASH」(光文社)の3誌に掲載されている。B88cm、W58cm、H82cmのEカップに、身長166cmの超美脚。乳首の色はほんのり桃色で、大きすぎず小さすぎず、上を向いたバストにしっくり馴染んだ形状である。ページをめくると、乳首のみならず、秘部を覆うヘアーも解禁、一糸まとわぬフルヌードであることが確認できた。
2006年、マンガ雑誌「ヤングアニマル」(白泉社)の選出する「ミスヤングアニマル」に輝き、細い身体を生かして「ロリエロい」分野で突出した人気を誇ってきた彼女。大きな瞳にぽってりした唇のアイドルフェイスにもかかわらず、当然のようにTバックを履きこなし、横乳や下乳を惜しげもなくさらしてきた。ヒロインを務めた映画『すんドめ』は第三弾まで公開されるなど、まだまだ人気獲得の余地はあったように見えたが……。
「いや、賢い判断だったと思いますよ。新しい人材がどんどん出てくるグラビア界において、これまで以上の人気を得るのは至難の業。年齢的にも、”ロリ”で通用しづらくなってくる年です。かといって、ほしのあきや優木まおみのように、バラエティーでうまく振るまえるわけでもない。まあ、彼女たちだって、実力によって重宝されているのではなく、テレビ業界を牛耳る権力者たちに寵愛されているだけ……とも言われていますが」(芸能記者)
「FLASH」掲載のインタビューによると、本人は「もともと売れても売れなくても5年間しかやらないって決めていた」という。だが、主演映画の『すんドめ』の続編制作のために、2年間延長して結局7年間の活動期間になったようだ。ヘアヌードになることへの抵抗はあったが、出来栄えには非常に満足しているようで、ブログでは次のように綴っている。
もうね…
今までのどんな写真よりもカナリ美しいモノに仕上がった!!
想像以上のいい出来なの。
もう、嬉しくて仕方ないO(≧▽≦)O
私の中では女子が憧れる『キレイ、カワイイ、カッコイイ』を追求しました(^-^)
私だから出来ること。
私にしか出来ないことがいい形で残せそうな予感(*^^*)
芸能界を引退し、彼女が新たに進む道については明言されていないが、まだ20代半ば。「普通の女の子」に戻って、人生を謳歌してほしいものである。メンズサイゾー的には、アダルト業界に進出して活躍してくれると喜ばしいというのが本音だが……。
(文=篠田ロック)
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