『Final Fantasy XIII』（輸入版：北米）年末商戦に投入された、超有名ゲームの最新タイトル『FINAL FANTASY XIII』（スクエア・エニックス）。家庭用ゲーム機の中で最高性能を誇るPS3のグラフィック描画性能をこれでもかというくらい活かした作りで、コアなゲームファン以外の層からも注目を集めているのは周知の通りである。
ところが、その『FINAL FANTASY XIII』（以下、FF XIII）のプレイヤーたちから聞こえ始めた「クソゲー説」。どうやら、グラフィックだけは凝りに凝ったFF XIIIも、そのゲーム性はいまひとつ、という評価をする人が少なからずいるらしい。実際に、これまでのFFシリーズ全作をやり通したというファンの声を尋ねた。
「例えていうなら、東京から鹿児島まで鈍行列車を乗り通していくような、一本道のゲーム。迷路のようなダンジョンもなければ、乗り物を手に入れて行動範囲が広がるといったようなこともない。ひたすら筋書き通りに進めていくだけ。システムが一新されたが、レベルという概念がなく、キャラを育成する楽しみもない」
一方で、中古の『FF X』を買ってハマったというFF歴3年の男性は、『FF XIII』をこう語る。
「確かにストーリーに分岐がないのは気になるが、キャラクターはとても魅力的。あまりにもリアルなライトニングさん（本作の主人公の愛称）などの女性キャラたちを見ていると、彼女が実在しない、架空の人物ということが信じられなくなってくる」
バーチャルリアリティを追求した、FF最新作ならではの感想である。これまでも個性的な女性キャラクターが人気を博してきた同シリーズだが、グラフィック性能の驚異的な進化は、その偏愛を新しい次元に押し上げてしまったのかもしれない。
ところで、一部インターネット上で話題になっているのが、本作に登場する女性キャラたちの「お宝写真」のキャプチャー画像だ。シーンによっては女性キャラたちのパンチラが拝めるというもので、登場するほぼすべての女性キャラクターにパンチラが用意されていることが明らかになっている。
では、それ以上に過激なお宝要素、例えば乳首浮きやマンスジ、あるいはアンダーヘアが見られることはあるのだろうか。
「パンチラの場合はメーカーが明確に用意したものですが、入力されていないデータは存在しないので、ハミ毛なんかを期待しても無意味です（笑）。人間としてのリアリティに近づけるために、基礎データを作成する段階で乳首などを造形しておく、といったことはあり得ますが……。CERO（コンピュータエンターテインメントレーティング機構）指定の注意書きに性的な表現についての言及がないことも考えれば、パンチラ以上のものがあるとは考えられません」（CGクリエイター）
なるほど、あのリアルさで「パンチラ以上」を再現しようとすれば、成人向けゲームとしての認定を受ける必要が生じるというわけである。
だが、「それでもライトニングさんの裸体を拝みたい!!」というゲーマーにとっての希望の火はまだ消えていない。プレイステーション2で発売され、セクシーな女性キャラクターが登場することで人気を博した格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE2』（テクモ）では、登場キャラを全裸にした状態でプレイできる違法な改造データが出回った。
「ムービーシーンを改変するのは難しいでしょうが、プレー中の本編なら、パンチラのテクスチャーを書き換えるだけで、ノーパンの再現は可能そうですね。ハッキング対策がしっかりしたソフトですが、150万本を売り上げたソフトなので、話題性を狙って、改変に挑戦するハッカーはいるかもしれません」（CGクリエイター）
ゲーム性はさておき、作り込まれた造形の美少女キャラクターが勢揃いの同作。そんな彼女たちを、さらにセクシーな姿にひん剥いてプレイできれば、ただの妄想以上に興奮すること間違いなさそうだが……。
学校の先生も有給使っちゃう面白さ！ なの？
