クリスマスも楽しくヌいて!

3次元の女どもに辟易している紳士諸君へ 超絶CGゲーム『リアル彼女』

realkanojo.jpgイリュージョン公式サイトより

 株式会社アイワンのアダルトゲームブランド「イリュージョン」が来年2月19日に発売を予定している新作エロゲー『リアル彼女』が話題だ。3D美少女ゲームを得意とする同ブランドが放つ本作は、リアルな動きをする女の子とキャッキャウフフなペッテイングやセックス体験ができるゲーム。どんなに好きでも凛子(編註:『ラブプラス』ヒロインの一人・小早川凛子)と繋がることはできない私たちのための、”ラブプラスプラス”と言える本作、11月27日には体験版が公開されるのだが、公式サイトでは先行ムービーも公開されている。

 それを見てみると、まあ確かに動くこと動くこと。動画には女の子の胸を揉むムービーに加えて、なぜか鼻の穴に指を突っ込むシーンもあり、もういろんな意味でよく分からないけど「イリュージョン始まったな!!」と言わずにいられない仕上がりになっている。ただし、そのために、イリュージョンは大きな犠牲を支払っており、公式サイトの「イリュージョンからの重要なお知らせです」にはこうある。

イリュージョンでは今まで、より多くのお客様に楽しんで頂く為、動作環境を抑え、軽量かつストレスの少ない動作を意識したゲーム作りを行ってきました。
ただ、次回プロジェクト『リアル彼女』に関しましては、長期に渡り試行錯誤して参りましたが、やむなく必須動作環境を上げさせて頂く事となりました

 推奨動作環境はかなり高く、CPUはCore i7、メモリは実装2GB以上などといった具合になっている。もはやイリュージョンのリアルタイム3Dの前では、Core 2 duoプロセッサーすら時代遅れだというのか! さらには、彼女をよりリアルな「彼女」にするために、一部動作にモーションキャプチャーまで導入しているという。モデルさんがどんな動きをさせられたのか妄想するだけでご飯がおかわりできそうだ。

 他にも、T-CAMなどのWebカメラに対応し、プレーヤーの頷きなどの動作を認識しコミュニケートすることが可能であったり、地デジで話題の16:9ワイド画面に対応していたりと、これでもかと最新技術を惜しげもなく投入している様には、思わず「才能の無駄遣い」という言葉すら頭に浮かぶ。

 そして極めつきとして、映画館などで使用する、赤と青のフィルムでお馴染みの3Dメガネにまでも対応しているのだという。いきなりのアナログなアイテムに思わず戸惑いを覚えたのは筆者だけだろうか。狙ってやっているとしか思えない。大事なことだからもう1回言っておこう。イリュージョン始まったな!!

 蛇足だが、アダルトゲームで自慰行為にふけるオタクを鼻で笑うようなリア充男性だって、好きな女の子をオカズにオナったことくらいあるだろう。アダルトゲームはそれとまったく同じ次元の話で、好きな子がモニターの中にいるというだけのことだ。そんなアダルトゲームなので、叶わないと分かっていても、3次元で好きな子と繋がりたい、その温もりを感じたい――と思うことと同じように、ゲームをしながら手淫にふける以上の濃密なコミュニケートを求める潜在的な欲求は強いのだろう。2006年には、パソコン上の動画やアダルトゲームに連動するUSB接続のオナホール「SOM」が発売されるに至っている(女性用もある点は絶賛されて然るべき!)。

 12月には、3Dメガネとセットになった無料チラシを配布する予定だというので、どうも3次元の女どもには俺はもったいないな――とお悩みの紳士の皆様におかれましては、体験版と3Dメガネをゲットしてみてはいかがだろうか。意外に熱いクリスマスになるかもしれない。
(文=B.I.Sachiko)

『D.C.II ~ダ・カーポII ~ ご入学ご卒業セット』

 
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