『pop life department. m’s 秋葉原店 m’s』に行ってきました♪
昨今は性に対してオープンなスタンスで臨むことが許される時代である。特に女性がSEXや自慰について語ることは、ひと昔前と比べれば遥かに気負いなくできる世になってきている。
とはいえ、いわゆるオトナのオモチャ屋の客層は、いまだ男性が主体。たまに女性の姿を見かけることがあっても、デート中のカップルか、数人のグループで物見遊山に来ているのがほとんど。
明確に商品の購入意思を持ち、一人でオトナのオモチャ屋に出向く女性というのは、非常にまれな存在ではないだろうか。
気が引けてしまう気がしますが……
ところが、世の中には女性客が非常に多いオトナのオモチャ屋がある。秋葉原や池袋に大型の店舗を展開する、日本最大級のアダルトショップチェーン『pop life department. m’s 』である。
この店の前に立っていると、「エロいものならなんでもそろう」の大きな垂れ幕に恥じらう様子も無く、白昼から堂々と入店していく若い女性の姿が頻繁に見られる。しかも、その大半は水商売的なケバケバしさとは無縁で、むしろ化粧っ気の少ない文化系女子の姿が目立つのだ。
いったい彼女らの目的は何なのか、調査を敢行してきた。
以下、『pop life department. m’s 秋葉原店』にて、広報担当・藤野さんへのインタビュー。(同行モデル:莉緒菜)
――外から見ていたところ、一人で入店する女性がずいぶん見受けられましたが、どういった人たちなのでしょうか。
「主にコスプレイヤーの方ですね。当店の5Fはコスプレ衣装専門のフロアで、女性の方でも安心してご利用いただきやすい環境になっています」
――秋葉原だと、コスプレ衣装はコスプレ専門店や、大型量販店の衣装コーナーでも多く扱われていて、かなり競合するように思いますが。
「コスプレ専門店よりはお手ごろな価格で、量販店で売られているよりはしっかりした質の品を中心に扱っているところがご支持をいただいているんだと思います」
――何か、コスプレイヤーを集めるためにしていることはありますか?
「直接肌に着ける下着類などに限ってはご購入の意思が前提ですが、全ての衣装が試着可能で、試着して写真撮影していただくと、その場で(定価の)20%OFFの価格でお買い求めいただけます。なお、ランジェリーコーナーでは同様に30%OFFです」
3カ月に1度選ばれる大賞に輝くと1万円獲得!
――店内に展示してある写真ですね。ランジェリーの方は、かなり過激なものが多い様子ですが……。
「輸入物のセクシー下着を多く扱っています。投稿マニアのカップルの方なども、よく撮影していくようですね」
――売れ筋のコスプレ衣装はどの辺ですか? 秋葉原という土地柄、メイドなんかよく売れそうですが。
「メイドは一時期と比べると落ち着いて、最近では制服系がよく売れています。アニメに出てくる衣装にしては、初心者でも抵抗なく着られるのが受けているみたいです」
インタビューを終え、広報・藤野さんの解説付きで各フロアを見学したところ、同行したコスプレモデル莉緒菜は、SEXや自慰に関する多彩なグッズを手にとっては真っ赤になって照れ笑いしていた。
アキバ系女子にとってオトナのオモチャ屋は、まだまだ近くて遠い場所なのかもしれない。
(取材・文=瀧昌臣)
万引きはだめよ
●『pop life department. m’s 秋葉原店』
住所:東京都千代田区外神田1-15-13 太平堂ビルB1-6F/電話:03-3252-6166/営業時間:10時~23時、年中無休
オンラインショップはフリーダイヤル:0120-361-969(月~金:11時~18時受付)
●m’s広報 藤野さんよりコメント
エロいものならなんでも揃う、『pop life department. m’s 秋葉原店』はJR秋葉原駅電気街口から徒歩1分。アダルトショップの常識を覆す、緑の看板が目印の入りやすい店舗です。グッズ、コスチューム、ランジェリー、DVDなど、商品総数はおよそ10万点。
試着撮影でランジェリーは30%、コスチュームは20%OFFのサービス中! 秋葉原以外にも全国に8店舗を展開中。日本一の品数で、あなたの「欲しい」をプロがお探しします!
●莉緒菜(りおな)
東京都出身、20歳。身長166cm/B86・W66・H89。大阪を拠点にモデル活動中。趣味は全国のご当地ものを食べ歩くこと。好きなマンガはハルヒ、ガシュベル、アクエリオン、おジャ魔女etc。個人撮影会・撮影イベントの情報は「イノセントガールズ」にて。ご依頼(私服、コス)があればスケジュール合い次第撮影可ですのでヨロシクです♪