大人のパーティー復活のイマドキな理由 ~ニッポンの裏風俗~

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日本人のみ! スリム~グラマーの美女揃い

 先日、いつものようにネットで裏風俗の情報を探していた時、もはや日本からは絶滅したと思われた裏風俗を見つけてしまった。「大人のパーティー」だ。

 大人のパーティーはかつて、三行広告の風俗広告でよく見かけた裏風俗。「ビデオ鑑賞会」などと称し、マンションの一室に男女が集まり、テーブルを囲んでビールなどを飲みながら、男性が女性を選んで別室で一発遊びをするという大人な空間だ。

 規制が厳しくなった2004年以降は激減し、平成末期にはすでに「絶滅危惧風俗」というか、ほぼ絶滅していたに違い無い。

 今回見つけたオトパは、ちゃんとHPもあり、1対1と書かれているってことは乱行サークルではなさそう。料金はシングル1万8000円(60分)から、トリプル3万4000円(180分)まで3段階に分かれている。

 そして最も筆者の目を引いたのは、「大陸の女のコだろうな」という予想を覆しての、「日本人のみ。スリム~グラマー体系の美女揃い」という一文だった。

「飲みながらおしゃべりしながら女のコを選んで遊べ、しかも日本人オンリーって、主催者は勇者か!?」

 予約が必要ということで電話してから山手線某駅に向かう。

 駅前から電話すると、マンションの場所を道案内してくれる。徒歩3分ほどで着いたのは、古びたマンションだった。

 その一室に入ると、現れたのは電話の相手と思しき男性。ちゃんと入り口でシステムの説明をしてくれた。

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 筆者がお願いしたのはダブルの120分2万6000円コース。シャワーを浴びて部屋着に着替え、タバコケースにカメラを仕込んでパーティールームに向かった。

 和室に座卓が並び、片側に女のコ、反対側に客が座るように座布団が敷かれている。本日の女の子は4人。右からピンクキャミのお色気お姉さん。白ワイシャツの二〇代、キャミに黒下着の巨乳姉さん、そして、色白巨乳のおとなしそうな子という面々。いずれもスタイル良くてデブもババアもいない、文面に偽りなしのメンツである。

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 さっきの男(店長?)が持って来てくれたビールをプシュッと開けると、女の子たちが乾杯してくれ、パーティーが始まった。しかし、こういう時って何を話したらいいんだ? それを察したのか、巨乳姉さんが話しかけてきた。

「お客さん、こういうお店初めてですか?」

「いやぁ、もう何年も前に行ったことあるけど、最近はもうなくなったのかと思ったよ。どんなお客さんがくるの?」

「ほとんどがサラリーマンだよね。しかも、昼間が多いの。外回りの仕事サボってくるんだって、ね」

 彼女が他の女のコに視線を送ると、みな頷いた。オトパって、昼間に遊ぶ風俗だったんだ(笑)。すると、ワイシャツの女のコが、

「お客さん、ダブルコースでしょ? 3Pもできますよ(笑)」

「もう歳だからゆっくり遊ばせてよ(笑)」

 女の子の方から話しかけてくれたおかげで助かった(汗)。ここで愛想のよかった巨乳妻に声をかけると、

「どうぞ」

 そう言って立ち上がるとヤリ部屋に案内してくれた。

 四畳半の部屋をカーテンでふたつに仕切り、布団が敷かれている。狭くて暗いおかげで隠微な雰囲気は十分だ。巨乳姉さんは背中を向けてキャミを脱ぐと、筆者の部屋着を脱がしてくれるのだった。

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「チューする?」

 世情を察して一応聞いてくる彼女を抱きしめ、返事もせずにブチューと舌を絡ませ合うと、彼女のその唇はひとしきり舌の感触を楽しんだあとに唇から乳首へ。乳首から股間へと移動していった。

※ ※ ※

 汗だくで一発を終え、布団に寝たまま一服しながら聞いてみる。

「お店はデリヘルか何かなの?」

「ううん、ピンクコンパニオンの置屋よ。温泉に出張するの」

「温泉って…東京の?」

「東京でも群馬でも山梨でも関東ならどこでも行くの。伊豆も行くわよ。コロナで温泉のお客さんいなくなって大変で、社長がここを開いてくれたの」

 オトパ復活の裏にも、コロナウイルスの影響があったというわけか!!

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 シャワーを浴びてパーティールームに戻ると、店長(社長?)も女の子たちと一緒に飲んでいる。

「今聞いたけど、ピンクコンパニオンの会社なんですってね」

「そうなんですよ。コロナのおかげでね。でも、女の子食わせないといけないんで、先月からここ始めたんです」

 ピンクコンパニオンの置屋なら、あんまりデブやブスはいないだろう。

「でも、東京から出張する置屋もあるんですね」

「そうそう。だからお客さんが伊豆や山梨で遊んだコンパニオンも、うちの女の子だったかもしれないんですよ(笑)」

 だからと言って王様ゲームはできないけど、相手がピンクコンパニオンだと思うと、めちゃコスパ高く思えて来た(笑)。ビールを飲みきったところでふたりめにお願いしたのは、一番おとなしそうな左の彼女だった。

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「あの、いい?」

 一瞬、驚いたような表情を見せてから立ち上がり、さっきのヤリ部屋へ。と思ったら、彼女は更衣室に入って行く。

「あれ、こっちじゃないの?」

「あっ、すいません。今日初めてなので…」

 なんと彼女、ここは今日初めてで、筆者が最初の客だという。しかも、Gカップはありそうな柔乳で、パンティの中に手を差し込むと、ドテは筆者の好きなツルッツル! それだけで、さっき発射したばかりなのに、またグングンと下半身は息づいた。

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「お店って何時までやってるの?」

 またしても1発後の休憩に、すべ肌のおっぱいをおかずに世間話を。

「11時から夜の8時までよ。月曜と火曜がお休み」

「あ、意外と早く終わっちゃうんだね」

「うん、夜より昼間の方がお客さん多いんだって。また来てくれる?」

「そうだね、今度は近くのラブホにしけ込んで、二人きりでしっぽりやろうね」

「社長がなんて言うかな(笑)」

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 ひとりだから少し緊張したけど、友達と二人で来たら温泉気分でもっと楽しいかもしれない。彼女たちにも世界にも、日常の生活が戻るまで、密かに残っていてほしいと願う。

〈写真・文=松本雷太〉

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