【世界一周エロ旅】インリン似の女の子と砂漠でテントセックス! バーニングマン潜入<後編>

【バーニングマンとは】

 アメリカのネバダ州の奥地にある砂漠で、毎年夏に開催されているお祭り。参加者が仮装やパフォーマンスを繰り広げるアート・音楽の祭典がバーニングマンだ。

 もともとはサンフランシスコの海岸で仲間内で人形を燃やすことから始まったこのイベント。ヒッピー文化に影響を受けた若者たちの集まりが徐々に巨大化していき、現在では7万人もの参加者が世界中から集まるようになった。

 会場内には大小さまざまなアートや音楽ブースが至るところにある。参加者は「No Spectator」(傍観者になるな!)の理念のもとに、思い思いのパフォーマンスをしながら自由な時間を過ごすことができ、一週間に渡ってキャンプしながら砂漠というハードな環境下でサバイバル生活を送る。

 サークルの中心部には「マン」と呼ばれる巨大な人形がそびえ立ち、祭りの最後に燃やされることが「バーニングマン」というイベント名を表している。

 

20170525jojo03.jpgバーニングマンの象徴「マン」を燃やすイベントのハイライト

 
バーニングマン潜入・<前編>はコチラ
バーニングマン潜入・<中編>はコチラ

 
【バーニングマンでナンパ】

 Orgy Domeに潜入するという目的を無事果たした夜、男性陣で盛り上がっていた。

 
「皆でナンパしてOrgy Domeに行きたくない?」

 
 ぼくはナンパに疎いため、同志の中にいたナンパ師から日本で鉄板と噂の方法の指導を受けることにした。

 
(1)「どこから来たの?」→女子回答→「それ、一番好きな街!」 
 
(2)「名前は?」→女子回答→「それ、一番好きな名前!」 
 
(3)「趣味は?」→女子回答→「それ、一番好きな趣味!」 
 
(4)「価値観がまったく一緒だね!」

 
 ポイントは大げさにリアクションするところ。彼曰く、日本ではこれで結構イケるんだと。

 真偽のほどはさておき、面白そうなので皆でディスコに繰り出した。ブロンドのかわいい女の子がいたので早速試してみることに。

 
JOJO「Hi! how is it? Where are you from? 」(やぁ! どこから来たの?) 
 
ブロンド「Brisbane」(ブリスベン) 
 
JOJO「Wow! That’s my most favorite city!」 (それ、ぼくの一番好きな街だよ!) 
 
ブロンド「Really? Thank you!」(本当に? ありがとう!)

 
 つかみはまずまずだ。

 
ブロンド「Have you come?」(ブリスベンに来たことあるの?) 
 
JOJO「Yes! That was very beautiful city」(うん! とても綺麗な街だったよ!)

※本当は行ったことも写真で見たことすらありません。

 
JOJO「And what’s your name? 」(君の名前は?) 
 
ブロンド「Monika」 
 
JOJO「Wow! That’s my most favorite name」(それ、ぼくの一番好きな名前だよ!)

※本当は知り合いの中で一番嫌いな外国人の名前です。

 
ブロンド「…」

 
 あれ…なんか反応が…。

 おかしな空気が流れた気がしたけど、ここまで来てやめるのは粋じゃない。どうせなら最後までやろう。

 
JOJO「What is your hobby?」(君の趣味はなに?) 
 
ブロンド「I love Party」(パーティーよ) 
 
JOJO「Wow! That’s my most favorite hobby! What a coincidence!! We have exactly same values!」(それ、ぼくの一番好きな趣味だよ! なんて偶然なんだ! ぼくたちの価値観ってまったく一緒だね!) 
 
ブロンド「…」

 
 だだスベりしました…。

 パーティー中に「趣味がパーティーで一緒!」って言ってもねぇ…。

 この後何度か試したが、大体名前あたりで「ハっ?」て顔されることが判明した。

 日本での成果は知らないが、少なくともバーニングマンではまったく役に立たなかった。

 
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