「多少なりとも遊び心を感じさせる工夫は大事」ロバート秋山にかかればSMグッズでコントまでできちゃう!?

『月刊サイゾー』にて、アダルト・トイの新たな使いどころを模索する「妄想指南」の連載も、いよいよ最終回。今月もロバート・秋山竜次氏がSMグッズをズバッと斬る! 
 

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――ついにラストが来ちゃいました。

秋山竜次(以下、秋山)あっという間だった気もするし、長かったような気もします。

――今回で18回目ですからね。そして、フィニッシュはSMプレイを盛り上げてくれる「調教【口枷】」と「調教【首枷】」です。

秋山 SMはあまり経験がないのですが、この「口枷」についている骨のギミックがコケティッシュで気に入りました。というのも、ずっとSMプレイに興味自体はあったんですけど、ガチガチのSMグッズを取り出したときに女性から「コイツ、マジか?」と思われるのが怖くて誘えなかったんです。でも、この骨のギャグっぽいテイストがあれば、「実はおもしろいものを見つけてさ」というライトなファーストコンタクトができそうじゃないですか?

――たしかにSMのレザーアイテムは異様な存在感ですよね。

秋山 アダルトグッズ全般についての持論なんですが、多少なりとも遊び心を感じさせる工夫は大事なんだと思うんです。ただペニーを挿れたいという必死感を散らして、余裕のあるお誘いができる。この「口枷」も、プレイの前に「セックスの方法が分からない原始人」というコントができますよ。

――コントですか?

秋山 これを身に付けて「オウ?」とか言いながら、お互いにボディタッチを繰り返します。そして、いろいろと試行錯誤しながら、最後にエッチまでたどり着くというコント仕立てのプレイも面白そうじゃないっすか?

――いや、それはどうかと……。

秋山 とはいえ、本域のSMプレイを楽しむためのクオリティは維持しているのもイイですよ。首も口もがっちりと拘束された感覚はあるし、レザーっぽい質感で陵辱されている雰囲気は満点。また、フィット感のよい素材と作りなので、こすれて痛すぎるということもなく、初心者でもSMを手軽に楽しめるはずです。

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