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工場経営者が女性従業員を全裸にして虐待


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※イメージ画像:Thinkstockより

 近年、ブラック企業という呼び名が一般的になっているが、企業や資本家が底辺の労働者を虐待する歴史は今に始まったことではない。明治期には労働者は過酷な状況に追いやられており、とくに、勤労者のなかでもさらに弱い立場にある女性労働者に対する暴力は熾烈を極めた。

 明治35年(1902)8月、埼玉県大宮で2名の女性が保護された。警察が事情を聞くと、2人は地元の織物工場で働く女工で、工場内での虐待に耐えかねて逃げ出してきたと話した。

 これを聞いた警察が調べを進めると、工場に勤める24人の女工に対して、「ノルマが達成していない」という理由から、監督者などが日常的に虐待を加えていたことが判明。女工たちを全裸にして縛り上げ、棒で連打したり、熱湯を浴びせるなどしていた。また、股間に異物を挟み込むなどの性的な暴力も少なくなかったらしい。

 また、明治43年(1910)9月には、長野県の製糸工場で22歳の女工に暴行を加えていたことが発覚。「同僚の私物を盗んだ」との理由から、工場の女性監督者が彼女を工場内の一室に閉じ込めると、全裸にして柱に手足を縛りつけ、2日2晩もの間、食事も与えないばかりか、同じ女工2人に命じて「酷烈なる折檻」を加え続けたというからなんとも残酷である。その結果、彼女は立ち上がることもできないほどに衰弱したという。

 ほかにも、明治31年には京都の紡績工場で女工を縛り上げて監禁していた事件が起きているし、明治34年にはやはり大宮の経営者の家族と使用人が16歳の女工に暴行を加えて全身に怪我を負わせる事件が発生している。さらに、同じく34年に奈良県で20人以上の女工が派出所に駆け込んで日常的な虐待を訴えた事件が報道されている。


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※画像:『東京朝日新聞』明治43年9月29日


『男だらけ、しかも油まみれの町工場で働く訳ありの「美人過ぎる」女性従業員は、男性従業員達からのセクハラをすべて受け入れる。』

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