ダッチワイフに革命? 新機軸ドール『LOVE VENUS R』がバカ売れするわけ

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 オナホールなどの一般的な普及により、より身近なものとして認識されはじめたアダルトグッズ。この中にあっても、昔から王者として君臨するのが“ダッチワイフ(現在は、エアダッチなどの名称で呼ばれる)”だろう。映画やドラマの中にも度々“出演”することもあり、『そして父になる』など日本を代表する映画監督・是枝裕和による2009年製作の『空気人形』では、韓国の人気女優ペ・ドゥナがタイトル通り“空気人形”を一糸まとわぬ姿で好演し、心を持ってしまったドールの悲しみが見事に描かれた。

 もともと愛好者が多いことで知られるエアダッチだが、その愛情が深ければ深いほど、ユーザーたちの激しすぎる愛に耐えられずに損傷してしまうこともしばしばだという。傷ついた際には、すぐさま再購入になりそうなものだが、所有者自らの手で修繕・補修することもあるようだ。その修繕法のひとつが、人形の中に綿を詰める、“綿詰め”と言われるもの。ユーザーたちの中では一般的な方法だが、そこまで手を尽くしても、抱きしめた際の肌触りだけはどうにもならず、特に寒さが際立ってくるこれからの季節には寂しさがひとしきり感じられることになるのだという。

 そんな、温もりまでも追求するユーザーの声に答えた商品がある。それが、『LOVE VENUS R』だ。これは女性の骨格と肉付きをリアルに再現した布製のドールで、肌触りもよく、程よい弾力と温もりも感じられるものだ。販売している老舗アダルトグッズショップA-oneの広報A氏は、「高額かつ大型にもかかわらず、驚くべき勢いで売れ続けているんです!!」と教えてくれた。今までの製品とは一線を画す人気の『LOVE VENUS R』。その人気の秘密を探る。

――この『LOVE VENUS R』ですが、まず大きさに目が行きますね。

広報A:座高は78cmで、ヘッドのサイズも48cmあります。スリーサイズは上からB77cm、W58cm、H91cmで、重さは約1.8kgです。純国産で安全性も高く、手縫いされているためメリハリがしっかりついています。

――すべて手作りですか! 腰回りの肉付きが本当にリアルだと感じていましたが、それも職人芸の賜物だったんですね。

1127lovevenu_kakudai.jpgリアルな身体つきをしている『LOVE VENUS R』

広報A:そうなんですよ! 布製であるため、おヘソの周りや背中のラインもキレイに表現し、理想体型を再現することができたんです。そもそもエアダッチは、ビニールを貼り付けつつ本体を形成するため、複雑なラインは出しにくいものなんです。

――なるほど。布製の利点はそこにもあるんですね。

広報A:コンパクトに収納できることが利点のひとつでもあるエアダッチに比べ、重くて場所を取ることは間違いありませんが、逆にこの“重さ”を活かした『LOVE VENUS R』ならではプレイを楽しまれるお客さんが多いようです。

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