ゲスすぎたアイドル番組、ついに最終回! 枕営業の過去を暴露した藤井奈々が最優秀賞


「ただその一方で、手島優(32)や尾崎ナナ(32)などアラサーのグラドルはバラエティでキワドイ発言をし、身を売りながら活動しているのが実情。グラビアを続けるにしても、やはり、テレビに出て名前を売ってナンボという側面はあり、どんなことをしてでも映りたいというアイドルや事務所の思惑は理解できます」(前同)

 まさに、その“どんなことをしてでも”を実行し、今回、栄えある(?)“MVK”に選ばれたのが、枕営業(未遂)の過去を暴露した藤井奈々(22)だ。

 番組では、「芸能関係の偉い人を紹介されました。ワタシはなんとしてでもお仕事が欲しかったので、一生懸命自分をアピールしました。(話が)いい方向に向かっていったときに、急に彼が『有名にしてあげるから、いいじゃん』と言ってきて、ワタシの体を触ってこようとしました。ワタシはビックリして拒否をしようとすると、その人は『わかった。手でもいいからやってほしい』と言い出しました。本当にイヤだったし、すぐに帰りたかったんですけど、あとで恨まれたら怖いと思い、近くにあったシーツのようなもので、その人のアレを包み、手で喜ばせてあげました…」と告白。ファンならドン引き必至であろう衝撃のカミングアウトだった。

 このアイドルとして売れるには、あまりにも諸刃の剣である言動を、アイドルライターの織田(おりた)祐二氏はこう見る。

「彼女は『日テレジェニック2013』で敢闘賞にも選ばれたり、知名度のわりに、『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)に出たり、さまざまなイメージモデルを務めたり、舞台の主演を張ったりしているのですが、これらの仕事も実は…と、ついつい勘ぐってしまいますね。話題にはなりますが、それ以上にファンを失いかねない発言といえるでしょう。番組の大団円にふさわしい大胆告白であったことは確かですが…」

 これまで都市伝説のように枕営業の噂はいくつもあったが、現役のアイドルがこのようにリアルな話をカミングアウトするのは、いちグラドルファンとしては複雑な心境だ。藤井の発言が“ネタ”であれ真実であれ、アイドルの発言としてはマイナスになるのではないだろうか。仕事を得るために身を削ることは理解できるが、要は、そのボーダーラインを、各自どこに設定するかということ。いずれにせよ、グラドルの栄光と未来のためにも、この番組の終了は一安心といったところだろうか。
(文=ニイゼキユウジ)

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