『テラスハウス』なんて目じゃない!? 米国の全裸リアリティー・ショー

0718Naked_main.jpg※イメージ画像:『Dating Naked』より

 セレブや一般人の生活のありとあらゆる場面を世にさらけ出すのがリアリティー・ショーだが、リアリティー・ショー王国の米国が、とうとうこれ以上はないという領域に到達してしまった―—「全裸」だ。

 MTVの兄弟分とも言える、ニューヨークのケーブルテレビチャンネル「VH1」が7月17日より放送を開始した恋愛リアリティー・ショーの新シリーズ『Dating Naked(裸でデート)』は、参加者たちが離島のような僻地に集まり、全裸で恋人探しをするというもの。

 同番組は放送前から米国のテレビをはじめとするさまざまなメディアで取り上げられ、放送開始の数日前には、ロサンゼルスの街中で全裸ダンサーたちによるゲリラ・パフォーマンスがプロモーションとして行われ、話題となった。街中を、全裸のダンサーたちが複数組のカップルとなって、ステップを踏んだり、全裸のまま大きく開脚飛びをしたりしながら駆け巡る映像は必見だ。ダンサーたちはさまざまな年代や体型、人種で構成され、カップルも男性と女性、男性と男性、女性と女性の組み合わせがきっちりと用意されているのが、なんとも米国らしい。

 さて、大きな期待を受けて放送された初回の冒頭で、女性参加者の一人は次のように語る。

「インターネットでの出会いや人の紹介ではあまりうまくいかなかったの。だから、この番組に参加して、自分のすべてをさらけ出してみようと思ったの」

 たしかに、全裸になれば文字通り「すべて」をさらけ出すことになる。ただ、さすがに公共の電波で「すべて」を見せるわけにはいかないので、女性の胸部と男女の局部にはボカシが入っている。また、参加者全員が常に全裸でいるわけではない。全裸になるのは、デートの時だけ。参加者は、別々の人と3回だけ全裸でデートをすることを許されている。

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