「けじめはつける」大沢樹生、長男DNA鑑定騒動で前妻・喜多嶋舞を徹底追及の構え

 元光GENJIで俳優・大沢樹生(44)と前妻で女優・喜多嶋舞(41)の間に生まれたとされていた長男(16)が、DNA鑑定によって大沢と血縁関係がなかったことが判明した衝撃事件がメディアをにぎわし続けている。

 96年に結婚して翌年に長男が生まれ、05年に離婚した二人。その後は双方とも別の相手と再婚し、長男は大沢が引き取って育てていた。ところが、過去に「奥田瑛二さんが『君が産んだ子は俺の子じゃないのか』というの」と泥酔した喜多嶋が泣きながら打ち明けたことがあったといい、長男が自分に似ていないこともあって大沢は疑念を長年抱いていた。「全てをはっきりさせたい」と、大沢は今年2月に長男とともにDNA検査を受けたところ「父子確率0%」との恐るべき結果が出てしまった。

 この結果を受けて大沢は「親子関係の不存在」の確認を求める調停を家庭裁判所に申し立てたが、喜多嶋側は家裁の呼び出しに全く応じず、調停はストップ。長男の親権は喜多嶋側に移ったが、長男は喜多嶋と一緒に暮らしておらず、母方の祖母で元女優の内藤洋子(63)がいる米・ロサンゼルスで生活しているという。

「大沢はとにかく、何が真実なのかを明らかにしたかった。検査結果を突き付けても、喜多嶋は『検査ミスだ』『お金目当てなの』と頑として応じず、本当の父親についても全く話そうとしない。大沢の弁護士との話し合いでも長男が大沢の子ではないという疑惑は肯定も否定もせず、だんまりを貫き通しています。この対応に業を煮やした大沢側がマスコミに情報をリークしたようで、だからDNA検査から10カ月も経った今になって騒動化したわけです」(芸能関係者)

 一部では、長男の心の傷をこれ以上広げないためにも、大沢はコトを大きくするべきではないとの批判もある。別の男の子どもだと知らずに騙され続けていたのだとすれば、その怒りはもっともであるが、せめて長男が成人するまで待つべきだったのではないかとの指摘もあるようだ。

 しかし、大沢はメディアの取材に「一応、けじめだけはきっちりつけたい」と語っており、何かしらの決着に向けて徹底追及する構えのようだ。この「けじめ」が何を意味するのかは不明だが、一部メディアでは「精神的苦痛に対する慰謝料を求めるのでは」との憶測も流れている。

「仮に慰謝料を求めるとすれば、喜多嶋が本当の父親を知っていたのかどうかが最大の焦点になる。知っていて隠していたのか、喜多嶋本人も誰の子か分かっていないのか…。しかし、そういった訴訟は泥沼化必至。息子の人権や『父親候補』として疑われる人達のことを考えると、現実的ではない。おそらく『親子関係の不存在』を喜多嶋に認めさせることで決着をつけたいという意味では」(週刊誌記者)

 「本当の父親」をめぐって両親が法廷で泥仕合を繰り広げるなどといった事態は、まだ未成年の長男にとっては悪夢でしかないだろう。せめて訴訟沙汰にはせずに、双方が納得できる形の落としどころを模索してほしいところだ。

 その一方で過熱しているのが「父親探し」の報道合戦。「週刊新潮」(新潮社)が奥田瑛二や石田純一を父親候補として報じた(両者とも否定)のを皮切りに、ネット上では「長男と顔が似ている」「熱愛報道があった」などといった理由で俳優の西島秀俊や保阪尚希、大沢と同じ元光GENJIの赤坂晃らの名前も挙がっている。さらには、大沢と結婚する前に「チョイ悪っぽい一般男性」と付き合っていたと東京スポーツが報じており、その男性が父親の可能性も高いと伝えている。

 名前を挙げられた誰もが大ケガを負いかねない今回の騒動。一番の被害者は何の罪もない長男であることに違いはないが、今になって真実を知った大沢も不憫。さらには過去に喜多嶋と関係した男たちも戦々恐々だろう。果たして、この騒動が収束するのはいつになるのだろうか…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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