ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーン

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像1年の瀬の忙しい時期にわざわざ集まってくれた芸能記者の方々

 ベテランから駆け出しまで3人の芸能記者が集合。今年のグラドルシーンを振り返りつつ、テレビなどのメディアでは出ることがないグラドルたちの裏の顔や所属芸能事務所への不満、来年売れるグラドルなどを徹底検証!! 現場記者たちが語る「売れるグラドル」「性格のいいグラドル」とは誰だ!!

【座談会出席者】
芸能記者A:週刊誌編集部勤務ののち、フリーの記者に転職。記者歴10年以上のベテランで、好みのタイプは巨乳。
芸能ライターB:複数の出版社勤務を経て、現在はフリーのライター。業界歴5年で、お尻が大きなグラドルに目がない。
週刊誌編集者C:大手の芸能誌の記者兼編集者。華奢な女の子が大好きなガリ専。業界歴3年目の駆け出し。

■今年のグラドルシーンでブレイクしたのは?

A 今年のグラドルシーンを振り返るという企画で呼ばれたけど、今年はイマイチパッと、この子がNo.1って呼べるコはいない気がする(笑)。

B そうですね。一昨年の吉木りさ、昨年の壇蜜たちの人気は異常だったと考えても、やっぱり今年はイマイチ。その中でしいてあげるとすれば、星名美津紀でしょうか?

A あー、星名がいたね。あの子は取材対応もばっちりで、現場人気も高くていい。取材もやりやすいな。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像2※画像:『星名美津紀/恋少女』ラインコミュニケーションズ

C だけど、あの子は事務所がウルサイのが難点ですよね。衣装などにすぐ口を出すし、今年は某大手週刊誌のグラビア掲載で揉めたと聞きました。

A 事務所がウルサイのはタレントをしっかりと守っているということの裏返しだと思うけど。オレも囲み取材の時に、ちょっと質問内容が下世話だと注意を受けたことがあるけど、あれくらいならば仕方ないと思っている。

B 事務所はともかく、本人はサバサバして取材も水着で登場することが多くて、出し惜しみしている感もないからオレも好き。若いのにしっかりしているよ。2012年はS社が専属契約を結んでいたからメディアへの露出が少なかったそうだけれど、13年はAKBに負けずに多くの雑誌の表紙も飾ったから、数少ない売れたグラドルに入るんじゃないかな。

C 売れるとイベントなどで水着にならないコが多い中、水着になってくれる存在はありがたいですね。そんな風潮の中でも今年、小島瑠璃子が写真集のイベントにマリンルック姿で登場したのは驚きましたけど。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像3※画像:『小島瑠璃子/こじるりっ!」』集英社

B あれは予想外だったね。事務所が水着で売ることを嫌がっているって話を聞いていたからまさかと思ったもの。オレも行っとけばよかったと後悔したよ。ジャンプまでしちゃっているんだもん。

C 小島は、スポーツキャスターからバラエティーまでこなせる幅広い対応力があり、取材の受け答えもハキハキとこなす、頭のいいコという印象がありますね。今、デヴィ夫人に噛み付かれていますけど、あんなことで潰れる人材ではないと思うので、2014年も頑張ってもらいたいです。

A コジルリはびっくりしたけど、安定感といえば杉原杏璃、森下悠里、今野杏南たちだろう。囲み取材には水着でなくても露出の高い衣装で来てくれるし。

B でも、森下、杉原はイベントに登場することが多すぎて見飽きた感がある(笑)。杉原もその辺りを考慮して衣装やコメントを工夫してくれるんだけど、さすがに苦しくなってきた。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像4※画像:『You Real/森下悠里』Air control

A それでも考えてくるのはさすがだよ。森下も見飽きた感はあるけど、ふたりともプロ意識が高いんだと思う。森下は以前、ネットニュースサイトで、テレビ出演時に整形告白したことを面白おかしく書き連ねられたにもかかわらず、その後そのサイトからの出演オファーを快く引き受けたそうだ。そういった場合は嫌がるタレントが多いんだけど、本人曰く「そういうお仕事だとわかっていますから」と全然気にしている素振りを見せなかったらしいよ。

C スゴイですね。みんな森下のようだったら仕事もし易いんですけど、そうもいかない(笑)。でも、森下は事務所の後輩にもしっかりと取材対応などを教えているんでしょうか? それとも事務所の教育の賜物なのか。彼女が所属している事務所のグラドルたちは取材の対応がとにかくしっかりしているコが多いです。

A 後輩の代表格といえば岸明日香かな。イメージDVDのリリースではチャームポイントだという横乳のラインが見える水着を着て、取材対応してくれる。例えコメントが少なくてもあの写真だけで引きがあるし、気の利いたコメントもしてくれるから、記事作成が楽で助かっているよ。先輩の背中を見て、ちゃんと成長しているということかもしれないね。岸は来年も安泰して売れ続けてほしいと思うよ。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像5※画像:『岸明日香/ふわふわドロップス 』ギルド

B 森下たちとは逆に対応が悪いのは、芸能事務所PとAのコたちだな。何を聞いてもピンとしたコメントをもらえないし、露出も少ない格好で登場することが多い。

A Pの所属の子が出演すると、会場をセッティングしたイベント担当者たちも萎縮するほど関係者たちに気を使っているね。あんなにピリピリすることはないと思うんだけど、あの威圧感はすごいからなぁ(苦笑)。

C 人気だったWが不可解な辞め方をしたと言われるし、Iもポージングの指示を聞いてくれなくなったなど、いい評判は聞かなくなっていますね。

B Aも同じだよね。一昔前はグラドル事務所として有名だったけど、今は数は揃えているけど、名が売れているコは少数。過去の栄光を忘れられないのかもしれないけど、もう少し教育し、礼儀なりを教えてもらわないとこちらが対応に困る。

C あと、モテキャラでブレイクした元セクシーグループのSも天狗になり始めていると聞きます。最近は、囲み取材でポージングをお願いするたびに「マネージャー、これいいの?」って聞いているそうです。

A 昔は、忙しいスケジュールをこなしながらもニコニコしていたんだけど、疲れてきているのかもね。最近は肌荒れや激太りもウワサされるようになってきているし。

B 彼女の先輩たちも取材の対応はひどいともっぱらの評判。最近になり表面化してきたけど、まだ彼女らがブレイクする前にある企画で、簡単なアンケートを取ったらしいんだけど、全部の回答の欄に「特にありません」って書いて出したメンバーがいたそうだよ。マネージャーに伝えたら「大至急書き直します!!」って慌てていたってさ。

A あと、あのグループは事務所も対応がスゴイからな。大手芸能プロWのOさんは、某メンバーを担当しているけど、ちょっとあちらに都合の悪い記事を書いたら、スグに口を出してくる。って、こんなこと言ったら、またクレームが来そうだね(苦笑)。サイゾーさんも言われたことあるんじゃないの?

B あと、取材陣への対応が悪いのは、ミュージシャンが多く所属しているAだね。イベントでは取材陣を捕まえて、勝手にオフィシャルカメラマンに認定して使うこともあるのだとか。たまに慣れてない人は、「オフィシャルになった!」なんて喜んでいるけど、タダでこき使われるんだからたまったもんじゃないよ。オフィシャルぐらい自分たちで用意してもらいたいもんだ。

 

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像6グラドルにはお馴染み(!?)ソフマップポーズまでサービスしてくれました(笑)

■来年期待度急上昇のグラドルたち

A ちょっとサイゾーっぽい裏ネタというか、事務所へのグチっぽくなっちゃったから、話を変えて来年も活躍が期待できそうなグラドルを考えてみようか。オレは間宮夕貴と佐々木心音がいいと思っているんだけど。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像7※画像:『佐々木心音/セカンド・ステージ』角川書店

B ふたりとも今年脱いだ子じゃないですか(笑)。でも、佐々木のノリの良さは現場では評判ですね。常にニコニコしながら取材対応もしてくれるし、ファンとも仲良くやっているよう。

C 間宮はツンとしたイメージを持ちがちだけど、話してみると歳相応の女の子って感じで好感度は高いですね。両方共グラドルというよりは、女優寄りにシフトしているのが、残念な気もしますけど。ボクは、おのののかがイチオシですかね。

A あー、東京ドームでビールの売り子をしていて売上No.1になったというコか。まだ普通の子で、業界ズレしている感じが少ないことがウケているのかも。来年の3月までに多くの雑誌の表紙になるそうだよ。

B おのは事務所がプラチナムですね。今年は力を入れていたはずの鈴木咲が一時活動休止状態になってしまったので、代わりに彼女を推しにかかっているのかも…。

A またキナ臭い話(苦笑)。そういう君は、だれが来ると思うの?

B ツインテール姿が話題になった佐野ひなことお尻が売りの倉持由香ですかね。

C 佐野はあの髪型が似合う幼い顔立ちながらもバストはFカップもあるみたいで、グラビア映えしますからね。来年のグラドルシーンを賑わす存在になりそうです。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像8※画像:『倉持由香/くらもちいい尻』イーネット・フロンティア

A 倉持って日テレジェニックの選考番組で「私のお尻に入れてください!!」って発言して、話題になったコか。アレ、よく放送コードに引っかからなかったよな。あのコがグランプリ取ったら面白かったんだけど、惜しかったね。

C それにしても、最近はグラドルグランプリで優勝してもあまりパッとしませんね。今年は日テレジェニックに、末永みゆ、古野あきほ、浜田由梨、権藤葵、黒田万結花、日野麻衣、ミスフラッシュには池田裕子、階戸瑠李、永井里菜が勝ち残りましたけど。

B その中であげるならば、階戸瑠李かな。元OLだけど、一念発起してグラドルデビューを果たしたのだとか。今年は、ビッグダディの元妻である美奈子が原作で中島知子が主演した『ハダカの美奈子』にも出演するなど露出は増えている。身体はもちろん、本人も一度社会人を経験しているからか、人当たりがいいし、ぜひ頑張ってもらたい逸材だね。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像9※画像:『永井里菜/夏色』竹書房

C 話題になりそうでならなかったのは永井里菜ですね。永井は、BLESSっていう5人組ユニットを結成していて、メンバーにはミスヤングチャンピオンになった池上紗理依とミスアクションになった森実咲もいるという豪華な布陣を形成していたんですよ。だけど、3人もグラチャンがいるということで話題になりかけた時に、池上が脱退してしまい、尻すぼみに。そして、ついに今年の末にはユニットの活動休止が発表されました。

A 森はミスアクションの時に取材したけど、終わった後に取材陣に向けて、「ありがとうございました」と深々とお辞儀をしていたのが印象深かったな。今後はどうするんだろうねぇ、頑張ってもらいたいものだけど。

B あと今年ブレイクというか、再ブレイクしたという意味で忘れちゃいけないのが水樹たま(笑)。前々から肥えてきたと思っていたけど、それを武器にブレイクするとは思わなかったね。

C テレビで火がついたけど、ブレイクのきっかけはソフマップでの囲み取材でしょ。取材陣がちょっと水を向けただけで、立て板に水のごとく太った理由を話し始めて、取材というより彼女の独演会みたいでした。

ブレイク必至のグラドルから嫌われ者まで…芸能記者たちが語る2013年のグラドルシーンの画像10※画像:『みすどmisdol~家政婦のたま~』M.B.D. メディアブランド

A 現場にいた記者たちは、取材が終わった後に「何だありゃ?」って盛り上がったそうだね。でも、あの水樹が受けるんだから、「何が当たるのかわからない」って関係者がぼやくのもわかるよ。

B まあ、事務所も売り方に四苦八苦していますからね。それにグラドルにとって、厳しい時代がまだまだ開ける気配もなく、イメージDVD発売から手を引き始めたメーカーもある。

A グラドルにとってのアベノミクスは、まだ当分訪れそうにないね。サイゾーさんもグラドルにはお世話になっているんだから、あまりきついこと書かないでよね。この間、浜田翔子が「激太りした」という記事が原因で円形脱毛症になったって告白していたんだから。持ちつ持たれつ、やっていくのがベストだよ。

C それでもネタがあれば書いちゃうのが、サイゾーイズムなんでしょうけど(苦笑)。
(構成=木嶋陽介)

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