王者・カトパン敗れる! ぽっちゃり女子アナの水卜麻美が『好きな女子アナ』1位に

1206miura_main.jpg※イメージ画像:日テレアナウンスルーム「水卜麻美」より

 12月6日、年末恒例となっているオリコンの『好きな女性アナウンサーランキング』が発表された。昨年V2を達成したフジテレビの加藤綾子アナに代わってトップに立ったのは、日本テレビの水卜麻美(みうら・あさみ)アナ。加藤は2位に下がり、3位にはNY支局から3月に帰国、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)のキャスター就任が確実視されている大江麻理子アナとなった。大江は2位からのランクダウンで、水卜は昨年の4位から、加藤と大江というツートップを一気に抜き去った形になる。

 4位にはフジテレビの生野陽子アナが、5位には先日イケメン男性との交際報道があったNHKの有働由美子アナが入っている。6位以下も、「おもてなし」で一躍時の人となった滝川クリステル(6位)やネット上では“パンチラ竹内”の異名を持つテレビ朝日の竹内由恵(7位)、TBSの枡田絵理奈など、各局の人気アナがズラリと揃っている。それだけに、水卜の快挙が際立っている印象だ。

「しばらくは加藤の天下が続くと思われていましたから、番狂わせと言ってもいいでしょうね。加藤の先輩である高島彩は5連覇を達成して殿堂入りしましたが、その後に続くのは加藤しかいないと見られていました。ただ、その人気ぶりが裏目に出たのか、この1年だけでも加藤は福山雅治、自民党の小泉進次郎、プロ野球選手の片岡治大との熱愛が噂され、さらには有吉弘行が本命で寿退社という話までまことしやかに流れました。どれも写真を撮られたり確定的な情報には欠けるものの、あまりに多い恋愛話を快く思わない視聴者も出てきたのではないでしょうか」(芸能ライター)

 その加藤を押しのけて首位に立った水卜は、2010年に日本テレビに入社。11年から、ウッチャンナンチャン・南原清隆が司会を務める情報番組『ヒルナンデス!』のアシスタントに抜てきされ、現在は『有吉ゼミ』などバラエティにもレギュラー出演している。

 “ミトちゃん”の愛称で親しまれている水卜は、その食べっぷりが話題になることも多い。1日4食で夜は日本酒を飲むと公言するなど、もともと食欲旺盛な水卜。『ヒルナンデス!』ではグルメレポートを担当することが多いが、少し味見をして無難なコメントで締める他の女子アナとは違い、大口を開ける“本気食い”が目立つのが特徴だ。そのため、コメントも実感のこもったものになり、ネット上では「いつもおいしそうにご飯を食べる姿を見て癒される」「いい意味でアナウンサーっぽくない」と飾らない姿が好意的に受け止められているようだ。

「昼の情報番組は主婦など女性の視聴者が多いので、その人気が今回のランキングにもダイレクトに結びついた形ですね。ときに『子豚ちゃん』などといじられることもあるぽっちゃり体型も、ネット上では『これぐらいがちょうどいい』と評判です。食欲を隠さず、体型についてツッコまれたときもうまく切り返す水卜は、いわば等身大キャラです。女子アナといえば、才色兼備でどこかお高くとまった印象を持たれがちですが、そのイメージを覆すような姿に支持が集まっているのではないでしょうか」(同)

 水卜は先日、『ヒルナンデス!』の中で最新掃除機の頑丈さを試すため、黒タイツ姿で掃除機にまたがる姿が放送されたが、その際ネット上で「これはエロい」「騎乗位やないか」などの声が上がったのも、注目度の高さを示しているといえるだろう。

 ちなみに、同ランキングでは「女性が選ぶトップ10」と「男性が選ぶトップ10」も発表されており、水卜は女性が選ぶランキングでも1位となっている。また、男性が選ぶランキングのほうは1位が加藤で水卜は3位。加藤は依然として男性からの支持が高いようだ。初の単独カレンダーに予約が殺到しているという大江も、帰国後はさらに注目度が上がることは間違いない。来年は水卜がトップの座を死守するのか、加藤が返り咲くのか、あるいは大江が追い上げを見せるのか…。“女子アナ戦国時代”と言われる中、なかなか見応えのあるレースになりそうだ。
(文=津本ひろとし)

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