あの人気選手の名前も…安藤美姫の子どもの“父親候補”に5人の男が浮上

 世間の注目を集めているフィギュアスケート・安藤美姫(25)の出産騒動。テレビのインタビューで今年4月に出産したと告白しながら入籍はしていないと明かし、父親についても一切触れなかったため、さまざまな憶測が飛び交っている。

 安藤は今月3日に「愛娘の父については、私の考えで氏名をお知らせすることは控えさせていただきたい」との声明を発表したが、隠されるとかえって知りたくなるというのが人情。各メディアが“父親探し”に奔走しており、さまざまな人物が父親候補として浮上している。

 当初、父親の最有力候補だったのは現在の恋人といわれるプロスケーターの南里康晴(27)。「週刊文春」(文藝春秋)や「女性セブン」(小学館)など複数のメディアが父親と断定し、入籍しなかった理由は家族の反対や年収100万円程度といわれる南里の窮状ぶりと書きたてられた。だが、当の南里は写真週刊誌「フライデー」(講談社)の直撃に「子どもの父親は僕じゃない」と否定し、父親探しは振り出しに戻ってしまった。

 もう一人の有力候補は元コーチのニコライ・モロゾフ氏(37)。かつて安藤と恋人関係にあったとされるが、昨年6月に会ったのが最後と証言しており、当初は彼が父親という線は薄いとみられていた。だが「週刊新潮」(新潮社)や「週刊現代」(講談社)が父親はモロゾフ氏と断定し、昨年8月頃にモロゾフ氏が「ミキに子どもができたんだ。中絶してくれと頼んだのに、全然聞いてくれないんだよ」と取り乱していたとの関係者コメントなどを報じている。南里や安藤の祖父が「子どもの父親はモロゾフ氏?」と記者に質問された際、肯定も否定もせず言葉を濁していたこともモロゾフ説の信憑性を高めることになった。だが、モロゾフ氏は完全否定しており、安藤の妊娠や出産も全く知らなかったと主張している。

 そんな中、東京スポーツが「第3の男が浮上した」との記事を掲載。同紙によると、昨年ごろからイベント関連会社の重役である50代のX氏と安藤が親密な関係になっていたという。X氏が既婚者である可能性にも触れられており、これが事実であれば相手が妻帯者ゆえに公表できなかったという流れは納得できなくもない。

 この記事が掲載された直後、安藤サイドは公式フェイスブックで「東スポは『日付以外は全部嘘』という定評がある楽しい新聞です」「東スポの記事を信用する人間がいない証明の協力をお願いします」などと強烈な皮肉で同紙を非難。だが、南里やモロゾフ氏の記事にはだんまりでX氏の記事にのみ過剰に反応したため、よけいに怪しいという見方もされているようだ。

 これだけにとどまらず、さらに「第4の男」「第5の男」まで浮上。発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、人気フィギュア選手の織田信成(26)と安藤の関係が一部で疑われていたという。織田は3年前に中学時代の同級生とデキちゃった結婚しているため、この熱愛疑惑が事実ならばこちらも不倫だったことになる。もし不倫の末に出産したのだとすれば、父親を公表できない理由としては十分だ。また、同誌はスイス人の元フィギュア選手ステファン・ランビエール(28)も父親候補になっていると報道。元世界王者のイケメンで安藤の振り付けを担当したこともあり、アイスショーでの共演や対談をした際に親密そうな雰囲気だったと同誌は記している。

 さまざまな憶測が飛び交う中、安藤本人は発売中の「AERA」(朝日新聞出版)でインタビューに応えており、ソチ五輪後に結婚を考えていたところでの妊娠だったことや、親子3人で生活できる生活環境や練習環境が整ったら入籍することなどを明かしている。さらに「この子のお父さんはお父さんとしていてくれます。生きているんだから、いつでも会える」とも話しており、現在は子どもの父親と別々に暮らしていることをにおわせている。

「時期を待って入籍ということを考えると、やはり、相手が既婚者で離婚してから…という線が強まる。だが、南里と安藤が交際しているのは確実とみられており、そうなると矛盾が生じてくる。いまだにどの説も推測の域を出ません」(週刊誌記者)

 いずれにせよ、ソチ五輪後には安藤本人が真実が明らかにするだろう。だが、それまで口をつぐんでいれば報道が過熱し、練習や試合に支障をきたす可能性もある。出産からわずか10カ月後のソチ五輪を目指すこと自体に無理があるという声も挙がっており、安藤は逆風の中で五輪への切符を狙うことになりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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