「付き合いたくはないがヤリたい女」に対して、どう攻めるべきか

sexybitch0628fla.jpg※イメージ画像 photo by topless66mustang from flickr

 男だったら誰でも、心のうちにワガママが存在する。それがもっとも顕著になるのは、女性に対してだろう。「乳首は淡いピンク色がいい」コスプレしてもらいたい」「ハメ撮りしたい」「フェラで射精したらゴックンしてほしい」「ベランダで立ちバックをしたい」…おっと、少し過熱してしまった。

 男性が抱くワガママのひとつに、「この子と付き合うのは面倒だけど、ヤリたいな」というものがある。つまりは「セフレにしたい願望」。それもそうだ。付き合うというのは、プラス面もあればマイナス面もある。普通のデートをして、相手を気遣って、毎日連絡して、浮気していないことを証明して…。対してセフレは、いわゆるセックスの相手。もはやオナペットといっても過言ではない。男なら、誰でも一度は「この子、セフレにできたらな」と考えたことがあるはずだ。

 とはいえ、当然ながらセフレの関係を構築するのは難しい。そのため、多くの人は無理して「付き合おう」と宣言し交際を始める。その後、めんどくさくなり女性との関係を打ち切るケースもある

 そんなことは分かっている。しかし分かっていても、難しいと分かっていても、男の「セフレ願望」は消えない。だからこそ考えたい、「付き合いたくはないがヤリたい女性」に対して、どう攻めるべきかを。

 いきなり結論を述べれば、自分を「彼女がいる」設定にしてしまえばいい。普通、女性にアプローチする場合は、たとえ彼女がいても「彼女がいる」なんて言わないものだが、このケースでは、むしろ「彼女がいる」宣言をした方がいいのではないだろうか。本当に彼女がいる場合でも、彼女がいないフリーの状態でも、同様に「彼女がいる」宣言をしてしまうのだ。

 女性は基本的に、男女ともフリーの状態で、ソコソコ良い男性が現れれば、ゴールを「付き合うこと」に設定する。しかし、男性から「彼女がいる」宣言が出れば、当然その線は消える。

 なお、余談ではあるが、「彼女がいる」という情報は、女性にとってその男性への見方をわずかでもプラスに変えることもある。つまり、ダサい男でも「彼女いるよ」と言うと、若干良い男に思えてくる。

 話が脱線した。問題は宣言の後だ。そこからは、「彼女がいる」と宣言しながらも、男らしさを見せつつ、その女性に迫っていこう。たとえば、「好きな異性のタイプ」を聞いたり、ほどほどにボディタッチしたり。つまりは、「彼女がいる」という宣言だけしておいて、あとは、普通の恋愛のようにアプローチするのだ。

 場合によっては、今の彼女に対する不満をほのめかしてもいい。ただ、あまり露骨にやり過ぎると、女性は、男性が今の彼女と別れる可能性に期待して、いざという時に「今の彼女と別れてくれなきゃ嫌だ」となる。なので、彼女へのグチは、一回のデートで1、2回ほのめかす程度にしておこう。それよりは、とにかく目の前の女性を攻めることに意識を持っていく。

 「目の前の男性は私(女性)のことを気に入ってくれている。雰囲気もいい感じになっている。でも、相手には彼女がいる」。何とかして、女性にこう思わせたい。ここまで行けば、「セフレ」というゴールは見えてくる。なぜなら、この状況下で行きつく先は、もはやセックスしかないから。バカみたいな意見だが、決してふざけているわけではないのだ。

 女性からしたら、彼女のいる男性に「私と付き合って」なんて言うのはリスクが高い。かといって、このまま何もなくあきらめるのは微妙。そういう女性にとって、「とりあえずカラダの関係になる」というのは、あながち変な考えではない。まず体を重ねた実績を作って、そこから始めようと考える女性は少なくないのだ。

 つまり、この時点で男と女のセフレ願望は、結果的に、あくまで結果的にだが、一致するのである。もし、前段階で彼女の悪口を連発していると、セフレというアイデアに女性は辿りつかず、「今の彼女と別れて」という話が出てくるが、そうでなければ、女性はとりあえず浮気相手として関係を深めることをそれほど嫌がらなくなる。浮気相手としてしばらく過ごし、どこかで本命の彼女になろうと考えるだろう。きちんとした理由さえあれば、体の関係を嫌がらない女性は案外いるものだ。

 もちろん、男にとっては相手の意思など知ったこっちゃない。とりあえず、何ヶ月間はセフレとして扱えるのだ。もちろん、相手の女性は、次第にセックス以外のデートを提案してくるだろう。しかしそこは「彼女にバレたらまずい」という言い訳で交わすこともできる。実際に彼女がいなくても、そう言って、相手を説得すればいい。

 ただ、これは決して永遠に続けられるものではない。2、3カ月経った時には、きっと女性から「はっきりしてほしい」と尋ねられる。その時は覚悟を決めて、付き合うか、それとも関係を解消するか選ぶしかない。

 「彼女がいる」宣言だけを最初にしておいて、あとは普通にアプローチ。彼女の悪口は一言二言で、「そう簡単には別れそうにない」という意識を女性に植え付ける。その上で、攻める。実際には、単なる浮気作戦だが、結果的にそれがセフレを作るための現実的な手段といえるだろう。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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