AKB48を卒業した河西智美、世間に嫌われまくってもテレビから消えないワケ

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※イメージ画像:河西智美「Mine」
(DVD付Type-A)
日本クラウン

 AKB48の河西智美(21)が、3日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた卒業公演に出演し、06年から所属していたAKBを卒業した。公演には大島優子(24)や秋元才加(24)ら同期の2期生も駆け付け、約250人のファンが大きな「とも~み」コールで応援。卒業後も歌手やタレントとしてソロ活動する予定の河西は「AKBを卒業しても夢を追いかけたい」と涙ながらに語り、公演は祝福ムードで終了した。

 ところが、この卒業公演のニュースが大手ポータルサイト「Yahoo!」で配信されるとコメント欄が大炎上。1000件以上の批判コメントで埋め尽くされる事態になっている。コメントを拾ってみると「今後は社長の愛人として頑張ってください!!」「卒業公演もあのマンションから来たの?」「こいつの卑怯な生き方が許せない。天罰くだってほしい」「ここまで応援したくなる要素が皆無のアイドルも珍しい」などと辛らつな言葉ばかりとなっているようだ。

 炎上の最大の原因となっているのは先月「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた、AKBの運営会社「AKS」の窪田康志社長とのお泊り愛だ。窪田社長のマンションに連れだって入っていく姿などが写真入りで伝えられ、窪田社長のマンションからファンとの握手会に“出勤”するという前代未聞の写真まで掲載された。河西といえば、仕事のドタキャンや遅刻の常習犯として知られており、番組の節約企画を“ガチ逃亡”で中止させるという事態も起こした。にもかかわらず、業界から干されたりペナルティを受けることはなく、むしろ仕事が増えるという不思議な状況だったが、社長の特別の寵愛を受けているならば合点がいく。この騒動に関して河西サイドは完全に“シカト”を決め込んでおり、その対応によってただでさえ高いとはいえなかった好感度が更に落ちてしまったようだ。

「お泊り記事が出る前日、窪田社長は『文春』の『AKBメンバーは社長の喜び組』記事をめぐる名誉毀損裁判に証人として出廷し、河西が何度もマンションに宿泊していることを認めている。『メンバーは娘のようなもの』『混浴に行けば一緒に温泉に入れる仲』として交際は否定していますが、何もなかったと信じる人間はいないでしょう。写真という動かぬ証拠があり、窪田社長本人もメンバーのお泊りを認めているのに、何食わぬ顔で河西が卒業を祝福されていることに違和感を抱いた人々が多かったのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 これだけ嫌われる要素ばかり取りざたされていると、卒業後の河西の行く末が心配になるところ。だが、河西は放送中の深夜ドラマ『めしばな刑事タチバナ』(テレビ東京系)のヒロインを務めており、8日には2ndシングルを発売し、11日にはBSで放送される海外ドラマに吹き替え出演と順風満帆。卒業後にAKB関連番組などへのゲスト出演が予定されており、本人の希望もあってミュージカルへの出演も準備が進んでいるという。

「世間に嫌われていても、有力者に可愛がられていれば仕事に困らないのが芸能界。窪田社長の寵愛を受けているうちは大丈夫でしょう。だが、他のメンバーに“社長のお気に入り”の座を奪われれば立場は一変する。河西も人気メンバーSから社長の寵愛の座を奪ったという経緯がありますから、今度は自分が奪われる立場になるかもしれない。しかし河西は抜け目がないようで、オヤジ殺しといわれる色気を武器に、所属事務所の幹部や大手広告代理店幹部とも親密になっているとのウワサがあります。しばらくは安泰かもしれませんね」(前同)

 世間に嫌われまくっていても、メディアからは消えそうにない河西。憎まれっ子世にはばかるというが、いっそのこと「嫌われランキング」のトップを目指してみるのもいいかも…?

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