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お笑いにゴリ推しはムリ!? 面白くてもブレイクできない若手たち


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※イメージ画像:東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013(関西テレビ放送)より

 12日、『R-1ぐらんぷり2013』(フジテレビ系)の決勝大会がテレビ中継され、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の三浦マイルド(35)が初優勝を果たした。放送終了直後から、この一報はネットで配信され、「三浦マイルドって誰だよ」「ヒューマンの方が面白かった」などの意見も見られながらも、「マイルドの時代到来」「苦労芸人が報われて良かった」など、依然R-1に高い関心があることを示していた。しかし、そうは言ってもやはり2000年代初頭の若手お笑いブームのさなかに開催されていたM-1などに比べれば、どこか盛り上がりに欠けている印象は拭えない。

「お笑いというもの自体のブームが下火ですからね。いくらテレビと連携した大型の賞レースといえども、お笑いに興味のない人たちを巻き込むような力はもうないのかもしれません。そういう人たちにとっては、一時大量に出てきた若手芸人を覚えるだけでも一苦労ですから。今後さらに出てくると言われても、なかなか興味がわかないのではないでしょうか」(業界関係者)

 昨年のR-1ではスギちゃん(39)というニューカマーが誕生したが、確かにそのほかの大型賞レース『THE MANZAI 2012』(フジテレビ系)や『キングオブコント2012』(TBS系)からは、飛びぬけてブレイクした芸人がいたとは言いがたい。さらに今回行われたR-1でも、残念ながらそうした予感をさせてくれる芸人は見当たらなかった。世間的にも期待値の高かったキンタロー。(31)が強引にでも優勝していれば、さらに飛躍することができただろうが、そうはならなかった。やはり、何よりも面白さを求めるお笑いの世界ではゴリ推しブレイクというのは難しいのかもしれない。

 一方、ゴリ推しが顕著なのが若手女優の世界。特に近年では武井咲や剛力彩芽といった若手を輩出したオスカープロモーションのゴリ推しっぷりは業界でも有名で、もはや1980年代から続く芸能界の伝統のようなものとなっている。もちろんその強引な手法には賛否両論あるだろうが、ゴリ推しに耐えられるだけの素材を見つけ、世の中に確実に売り出していく戦略というのは、並大抵の企業努力ではないだろう。そもそもメディアで売れるというのは、一言で言えばその人物の“タレント性”にかかっている。そしてタレント性とは見ている人に「このタレントのことをもっと知りたい」と思わせることだ。オスカーという事務所は、そうしたタレント性を見抜くのに優れているのだろう。才能を見つけるのも才能ということだ。

 しかし、豊かなタレント性を背景にCMやドラマには出演できても、その人物を他人の力で面白くすることはできない。だから芸人のゴリ推しというのは難しい。芸人とは、面白さとタレント性が合わさって、初めてテレビで売れることができるのだ。とはいえ、最近の若手芸人の中にそうした逸材を見つけるのは難しい。今後もまだまだ中堅芸人の時代が続くことだろう。だが、芸人のタレント性というのは、年を重ねるほど魅力あふれるものになっていく。ここのところ、スギちゃんなどを筆頭に30代後半でブレイクという現象が続いているが、それは彼らの積み重ねた芸歴がタレント性を豊かにした結果なのだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)


『10thアニバーサリー R-1ぐらんぷり2012』


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