【ネットナンパ】小陰唇がビロロロるぉん

Illustrate by ながおか

 世の中にはクンニをしたがらない男性もいるらしい。まあ、気持ちがわからなくもない。色々な理由が考えられるが、やはり一番の理由は清潔ではないからであろう。

 男性のザーメンはほぼタンパク質で構成されていて、飲用してもまったく問題がない。だが女性の愛液は不純物を多く含んでいて飲用には適していない。また、個人差はあるものの生理のタイミングやオリモノの関係でキツい匂いを放っている場合も多々ある。それゆえ、クンニをしたがらないのであろう。

 だが、筆者トコショーは三度の飯よりもクンニが大好きなのだ。思えば、それは初めて観賞した裏ビデオのせいであろう。そのビデオの中で、男優が実に美味しそうに女優の性器を舐めシャブっていたのだ。中学生になったばかりの筆者にとって、それはとても衝撃的で愛に満ち溢れた行為のように映ったのである。

 それ以来、女性を好きになるとイの一番に「あぁ、あの娘のおまんちょ舐めたい」と思うようになってしまった。デートだのキスだの挿入だのは、二の次、三の次でとにかく舐めたくて仕方がない!

 とは言うものの、圧倒的な恋愛弱者であるトコショーは好きになった女性と結ばれた経験が皆無。それゆえ、いつも願望だけで終わってしまうのだ……。グスン。

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場合によっては生OKです 
 

やっと始めた一人暮らしなんですがいろいろと大変です。
学校とバイトの両立って本当にむずかしいんですね。 
 
たまにはエッチで発散したいな。
年上の男性が大好きなので、既婚者の人だったらナマでもいいですよ。 
 
すぐに挿入とかじゃなくて、たくさんいちゃいちゃ舐め舐めしあえる人がいいな。 
 
新宿でヒマしてますのでメール待ってますネ。 
 
12月0*日21時47分 
 
♀ユマ
21歳
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 筆者の愛用サイトのひとつである【イククル】でこんな書き込みを発見した。“たくさんいちゃいちゃ舐め舐め”というフレーズにピンときたので、無料で確認できる彼女のプロフィールページへ飛んでみた。

 すると、彼女は【イククル】の機能を使用して不定期に日記を書いていることが判明。さっそくその日記を覗いてみることにした。そこには、一人暮らしで淋しいだの、バイトが多忙で大変だの、友達と訪れたスイーツのお店の話だのが書かれていたのである。
 
 
 
  ウホ! 
 
 
 
 こりゃあ間違いなく素人の学生さんだ。こうやって彼女の書き込みに目が止まったのも何かの縁というもの。こうなりゃアタックするしかない!!

 
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こんばんはユマさん。都内の会社員ショーイチ、36歳です。
私もいま新宿でヒマしてました。 
 
そんな時にユマさんの書き込みを見たので、ぜひ楽しくお会いしたいです! 
 
あ!
私は既婚者で、つい先日子供が生まれたばかりです。
ノーマルな性癖で病気とかもないので安心してくださいね。
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 “既婚者の人だったらナマOK”という書き込みに応じ、嘘だらけのプロフィールでアピールした格好だ。つい先日子供が生まれたばかりということにしておけば、性病の心配とかもしないで済むのでユマちゃんも安心してくれることだろう。

 ちなみに、性病を患ったことは生まれてこのかた一度もないので、この点だけは真実なのである。

 そんな安牌アピールが奏功してか、すぐに返信が届き交渉が成立。そそくさと身支度を整えて待ち合わせ場所に向かう筆者であった。

 新宿アルタから徒歩数十秒の大型靴屋の前に到着した筆者。「待ち合わせ場所に着きましたよ!」とメールを送信すると、数分もしない内に背後から声をかけられた。

 
「あのぉ、ショーイチさんですか?」

 振り向くとそこには、女優のミムラを少しだけ地味にした感じの可愛らしい少女が立っていた。

「え!? も、もしかしてユマちゃん?」 
 
「はい、ユマです!」 
 
「う、嘘でしょ? なんで君みたいに可愛い娘が!?」 
 
「えー、嘘じゃないです。ユマです!」 
 
「ご、ごめん。まさかこんな可愛いとは思ってなかったから驚いちゃったよ」 
 
「フフフ」 
 
「じゃ、じゃあ早速だけど行こうか」

 
 まぁ、筆者は世の中の女性のほとんどが大好きであるが、ミムラやキャメロン・ディアスのようにクチの大きな女性はとくに大好きなのである。目の前で大きなクチを開けて笑われたりしたら、もうそれだけでメロメロになってしまうのだ。

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