「私は神にスカウトされた」「アメリカは悪魔崇拝の国」ブログで暴走を続ける石原真理

ishihara1107.jpg※イメージ画像:『Marie!―石原真理子写真集』竹書房

 元祖プッツン女優の異名を持つ石原真理(48)が、自身のブログ「ふわっとした瞬間」を怒涛のごとく更新している。8月までは月に1~4本程度の更新だったのが、9月は43本、10月は23本、そして11月に入ってまだ7日間しか経っていないが、日に何度も更新を重ね、今月はすでに27本もの記事を掲載しているのだ。さながら“ブログの女王”だが、本数もさることながら、その内容が凡人には理解し難いものだとして一部で話題を呼んでいる。たとえば11月2日の記事では、「私の身に起きた陰謀。マイケルジャクソンなら理解してくれるでしょう。これらを知ると世界が見える」と題し、陰謀論を展開している。

 1990年代中頃と2002年前後に長期渡米していた経験からか、「日本で体験した陰謀以上に本場アメリカでは更なる奥深い体験をした」という石原。彼女は「無償の愛を持つ神の子」であり、なんらかの陰謀によって「悪魔崇拝の国に呼ばれた」のだという。そして彼女の身に関連し「危険をもたらしたもの」として、ウォルトディズニーワールドやエーリア51、またフロリダ州、ラスベガス、ネバダ州、アリゾナなどの地名と、「偽物の霊能者、悪の儀式による被害、キリストを語る人の数々の裏切り、罪なき濡れ衣、間違った司法」などの言葉を記している。彼女の言う陰謀については、故・マイケルジャクソンくらいにしか分からないだろうともいい、その根拠は「二度の濡れ衣」。マイケルが児童虐待の罪で裁判にかけられたことと、自身が芸能界でバッシングを受けたことを「陰謀」と認識し同列視しているようでもある。

 さらに4日には“暗号”とも受け取れる次のような記述が。

男性はカムカムカマーが多いので?
女性は数多きトレビアンですか?
もはや業界全体がラリルレロの宝庫でないことを願うばかりです。
そんな中、私はもうすぐ本物のスタッフさんたちと出会う時期が来ました、、。
アーメン。。

 6日には、まるで大きな出来事が起こる予言のように、

私は神にスカウトされたのだ。
全てを洗い出す時。
世界中で穢れ加減が最大に、、、。
全てを洗い出す時が来ました。

 と、記している。

 石原は昨秋も頻繁にブログを更新していた時期があり、その時は“右傾化”とも思える政治的な内容が多かった。また、自身の情報についてインターネット上で不正に操作されているのではないかとの不信も呈していた。当時から彼女は、自分が「なんらかの陰謀」に巻き込まれていると感じていたようであり、「石原真理子→石原真理絵→石原真理子→石原真理」と何度も改名を繰り返してきたことについて「私は自分の存在のみならず、名前さえも『狙われていた』ということです」「私を追いかけるそのエネルギーは更に大きなもので、そのエネルギーを排除するには、説明をすることなく改名を試みる以外にはなかったのだ」と説明。「私は結構ブログに暗号を残します。時間が経過しないと伝わらない場合や、タイムリーに言えない場合とかがありますからね」とも書いていたが、最近、頻繁に更新を続けている理由はその“暗号”を発信するためなのだろうか。

 「陰謀論」を唱える人間は芸能界にも決して少なくはなく、俳優の窪塚洋介(33)もブログやTwitterでユダヤ陰謀論を説く一人で、昨年の東日本大震災はアメリカ組織による人口地震だという説を提唱している。石原と共通するのは彼もまた映画出演をきっかけに右傾化した時期があったということである。

 彼らの発信する情報は一般的には“トンデモ”にしか見えず、受け入れることは困難だろうが、本人たちにとっては信じることがすべてであり、決して嘘やデタラメを書きつづっているつもりはないだろう。石原はアメリカ大統領選の行方を注視していたが、オバマ再選が確定した今、次にどのような言論を展開していくのか注目である。

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