おっぱいでメンバーを誘惑? ジャニオタ女子の怖すぎるアピール力

 V6の岡田准一(31)主演の映画『天地明察』が15日に封切られた。ヒット作『おくりびと』の滝田洋二郎監督(56)が4年ぶりに監督した同作は、岡田の妻役を彼と不倫疑惑があった宮崎あおい(26)が演じることでも注目されている。同作のPRのためもあって岡田はテレビ露出を激増させたが、そこで彼のファンたちが“強烈”だとネット上で話題になった。

 10日に岡田はNHK総合の『スタジオパークからこんにちは』に出演したが、収録現場はガラス越しに観客が眺められる状態になっていた。そこにいたファンは、年齢層が高めなオバ様たち。その中の一人の女性ファンは可愛らしい服装で「徹夜で会いに来たよ」と書かれたボードをスタジオ内に向け、ねっとりとした視線でアピールしていた。

 これに対し、ネット上では「女オタは小奇麗だけど視線が怖い」「発情してそう」「男のアイドルも大変なんだな…」といった声が上がっている。

 だが、この程度ならジャニオタとしては何の問題もない上品な部類である。もっと強烈なジャニオタになると、アピールの仕方もエスカレートするようだ。

「関ジャニ∞やKAT-TUNのライブでは、目当てのメンバーが近くに来ると女性ファンがオッパイを露出してアピールすることがある、という伝説が。どちらのグループも、メンバーが『オッパイ好き』を公言しているためです」(芸能関係者)

 さらに“ヤラカシ”と呼ばれる困ったファンになると、熱烈な追っかけを通り越して犯罪の域にまで達してしまうことがある。

 KAT-TUNは2010年に赤西仁(28=現在は脱退)不在でツアーを敢行したが、コンサート中にメンバーの悪口を書いたウチワを持参したり、レーザーポインターでメンバーの目などを狙うなどの迷惑行為が多発した。これは赤西がいない状態でメンバーたちが「結束が強まった」などとコメントしたことに対し、赤西ファンが激怒したためといわれている。別の公演では、田中聖(26)が吹き矢で目を狙われたという情報もあり、メンバーの身に危険が及ぶほどの騒動になった。また、08年に行われた関ジャニ∞の横浜アリーナ公演で天井の一部が抜け落ちて観客がケガを負う事故があったが、複数の観客が「穴から足のようなものが見えた」と証言しており、熱狂的ヤラカシが天井裏に忍び込んだのではないかと推測されている。

 伝説的なヤラカシとしては、「滝沢秀明は悪魔だ」「あいつは私の家のゴミを漁っている」などという妄想にかられた女性が、07年に滝沢のコンサートでステージに上がろうとして取り押さえられたことがあった。女性はリンゴを手渡そうとしたそうだが、その動機として「デスノートのリュークがリンゴを持っていたから」という謎の文章をブログに掲載している。この女性はジャニーズ事務所のスタッフとも度々トラブルになりライブ出入り禁止なったが、懲りずに歪んだ追っかけを続けていた。だが、07年に広島県の原爆ドームに不法侵入した疑いで逮捕されて以降は、あまり表だった活動はしなくなっている。

 AKB48などの女性アイドルグループが目立つようになり、メディアでは男性ファンの“イタさ”ばかりがクローズアップされている。だが、ジャニーズの追っかけをはじめとした女アイドルオタもかなりの強烈さがあるようだ。多くのファンは常識に則った行動をしているが、一部のファンが迷惑行為や行き過ぎたアピールでヒンシュクを買うあたり、男女の違いはないのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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