沢尻エリカ圧勝も…宮崎あおい・剛力彩芽も「嫌いな女」枠へ突入!

sawajiri_8239.jpg※イメージ画像:嫌われ女王の貫録!

 「週刊文春」(文藝春秋)が1,500人の読者が選ぶ「好きな女優・嫌いな女優」ランキングを公開している。「文春」といえば、2004年から実施している「女が嫌いな女ランキング」、さらに「好きな男・嫌いな男ランキング」「好きな女子アナ・嫌いな女子アナ」などがお馴染みだが、今回は今年2月から募集中のメルマガ会員にアンケートを実施した集計結果になるという。

 「好きな女優」は綾瀬はるかが79票を獲得し堂々の1位。2位の吉永小百合(47票)に大差をつけての圧勝である。そのほか、天海祐希、松嶋菜々子、菅野美穂などの人気女優や、若いながらもドラマにCMにと活躍が目立つ新垣結衣、武井咲もランクイン。嫌いな女の常連だった長澤まさみも「好き」で8位に浮上した。

 だがやはり気になるのは「嫌いな女優」。1位はこちらも圧勝、現在雲隠れ中の沢尻エリカ嬢だ。2位の泉ピン子は66票、沢尻は124票とダブルスコアを達成している。ここまでは予想通りだが、面白いのは混戦を極めた3位以下の「嫌われ争い」である。「嫌いな女」なら沢尻だけでなく和田アキコや久本雅美が常連だが、今回は「女優」という括りのため、実にリアルな女の嫉妬と怨念、そして嘲りが渦巻いている。

 3位に同点ランクインしたのは、かつて高い女性人気を誇ったはずの小雪と藤原紀香。紀香はすでに「嫌いな女」の常連でもあるが、小雪は松山ケンイチと結婚、第一子を出産後に「赤ちゃんをかわいいと思えなかった」と産後うつに近い症状に陥った経験を正直に吐露して女性の共感も得ていたハズ。6月の金環日食に関して、前日に「もう見ました」と発言し適当さとバカさ加減を露呈したことが思いのほか大打撃だったようである。紀香に至っては、「全てがうそ臭い。大して女優のキャリアも無いくせに、自分大好きナルシスト勘違い女の象徴」(32歳女性)と散々だ。

 続けて、広末涼子、武井咲、米倉涼子、黒木瞳、仲間由紀恵がランクイン。「好き」で11位の武井は、実力の伴わないゴリ押しが嫌われたのかと思いきや、勤務先に彼女がPRする防火・交通安全のポスターが貼ってあるという公務員男性が「目つきが尋常でないため生徒たちが怖がっていた。いつの間にか両目にキティのシールが貼ってあった」とコメント。子どもに怖がられてしまうのはなんとも悲しい。

 昨年の「女が嫌いな女ランキング」で5位だった前田敦子は、こちらでは10位だった。12位には同票で宮崎あおい、剛力彩芽、上戸彩が並ぶ。剛力は好き嫌いのはっきり分かれる独特な顔立ちが、宮崎は未だ重くのしかかる不倫疑惑がウィークポイントか。上戸には「素の魅力がなく演技にも魅力がないのに、和田アキ子みたいな御意見番化している」と厳しい意見が寄せられている。

 通常の「嫌いな女」ランキングでは、前述の和田アキ子や久本雅美、さらに谷亮子、蓮舫、神田うのといった常連組に阻まれ、上位入りすることのなかった「嫌われ女優」の面々。あえて女優という狭い枠で選ばせたことで、いままで水面下で見えてこなかった彼女たちの嫌われ度が表に出てしまった。とはいえ、すごいのはやはり沢尻エリカだ。主演映画の舞台挨拶で質問に「別に……」と答えるなど不遜な態度を取り大バッシングを受けた07年から、「嫌いな女」ランキングでは10年に一度谷亮子に王冠を奪取されたもののそれ以外では1位を獲得し続けており、今回「嫌いな女優」でも見事にワースト1の座を勝ち取った。一時期は女優活動を休止しており、マスコミに姿を見せることもそう多くはない彼女がこの地位を保っていられるのは、やはり定期的に何らかの騒動を巻き起こしている「ワイドショー女優」だからであろう。

 また、かつて「嫌いな女」上位に君臨したさとう珠緒、細木和子、あびる優、工藤静香なども近年のランキングではすっかり気配がない。そもそもメディア露出が少ないため、好きか嫌いかの俎上に載せられることがないのである。そう考えれば、嫌いと言われようとも話題にされるうちが女優の華だ。

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