「めごっち」こと剛力彩芽の“ヤフコメ炎上”は人気の証!?

 その愛らしいルックスとはじけるような明るさで人気を集めている剛力彩芽。19歳という若さに加え、インパクトのある本名とも相まって、いまや事務所の先輩である上戸彩の後継者と目されている。

 剛力はもともとファッション雑誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとして活動しており、昨年は月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)に出演。続けて『IS~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)でドラマ初主演して注目を集めた。

 今年に入ってからもドラマでの活躍は続き、『ティーンコート』(日本テレビ系)に主演すると、4月からは『未来日記-ANOTHER:WORLD-』(フジテレビ系)と『Wの悲劇』(テレビ朝日系)の2作品に出演中という多忙ぶりだ。夏には声優を務めたアニメ映画『マクダルのカンフーようちえん』の公開も控えている。また、auや積水ハウスなど大手企業のCMにも多数出演中で、まさに目にしない日はないというぐらいの勢いだ。

 さらに、4月からラジオ番組『剛力彩芽 スマイル s2 スマイル』(ニッポン放送)がスタートし、パーソナリティにも初挑戦している。4月29日には日比谷公園で行われた「THEラジオパークin日比谷2012」(ニッポン放送)の公開生放送に出演。ラジオのパーソナリティに関して、当初は緊張があったものの次第に慣れてきたようで「自分のあだ名を(リスナーに)考えてもらったり、楽しいです。『めごっち』というあだ名に決めました」と笑顔を見せていたことが伝えられている。また、最近新たに始めたことを問われると「トイレで手を洗った後、洗面台をふくようになりました!」と几帳面な一面を見せて観客の笑いを誘っていたという。

 しかし、そんな剛力の様子を伝えたYahoo!ニュースのコメント欄が「大バッシング炎上」と一部ネット上で話題になっている。これはログインすれば記事を閲覧したユーザーが自由にコメントを書き込むことができるようになっているが、「またこいつか、事務所のゴリ押しがうざい」、「ニックネームはごり押し彩芽でいいじゃん」など批判的で短いコメントばかりが並んでいるのだ。現在(1日/17:00)1036件のコメントがあるが、好意的な書き込みが皆無なため、炎上といわれているようだ。

「タレントを売り出していく過程では、多かれ少なかれ事務所の力が介在しているのは当然です。剛力の場合は事務所が大手であることや、武井咲、忽那汐里と合わせてオスカー3人娘と呼ばれたりしていることからゴリ押しととられがちですが、競争激しい芸能界ですから、いくら推しても人気がなければ消えてしまいますよ。誰でもそうですが、急激に露出が増えるとそこにアンチが生まれるもの。でも、上戸彩にしても売れないZ-1時代があったように、デビューから常に右肩上がりを描くことはありえません。たとえるなら、とにかく露出を増やす時期は成長期のようなもので、その後人気が落ち着く安定期があって、地位を確立する成熟期がある。ブレイク後にはある種のアンチが生まれるのは必然であり、それだけ世間の認知が深まってきたという証拠。つまりは人気の裏返しですよ。女優でも芸人でもスポーツ選手でも、大物になればなるほどちょっとしたことが炎上につながるのはここ最近の風潮ですからね」(芸能ライター)

 また、コメントには「そもそもかわいくない」、「こいつの顔好きになれないんだよなぁ」などの声も多く見られ、そのルックスもゴリ押しとひも付けられて炎上の一因となっているようだ。

「北川景子や沢尻エリカのように分かりやすい正統派美人ではありませんが、だからこそ彼女の存在意義があるわけです。もともとロングだった髪をバッサリ切って、いまやショートカットの似合う女の子の代表とも言われているように、元気でかわいいというイメージが彼女の武器。そもそも、かわいいかどうかの基準は人それぞれだし、剛力の魅力は親しみやすさと明るい雰囲気ですから、『かわいくないからダメ』という批判はちょっと的外れといえますね」(同)

 世間に認知してもらう時期を経て、真の人気者への階段を登りはじめた剛力。今回の炎上騒動は、図らずもその注目度の高さを浮き彫りにしたといえる。ボーイッシュ美女の代表として、今後も元気な笑顔を見せてほしいものである。
(文=津本ひろとし)

『剛力彩芽写真集「滴~Shizuku~」』

 
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