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人気マンガ『タッチ』の続編発表で賛否両論 名作続編ビジネスのウラ側


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※イメージ画像:『このマンガがすごい! 2012』/宝島社

 『みゆき』『陽あたり良好!』『H2』など多くの人気作を生み出してきたマンガ家・あだち充の不朽の名作『タッチ』。アニメ化もされた同作はいまだにファンが多く、特にヒロイン・浅倉南は「恋人にしたいアニメキャラ」の上位に今でも挙がるほど根強い人気を持つ。

 あだちが『タッチ』の26年後を描く新連載が、5月発売の「ゲッサン」(小学館)6月号からスタートすることが発表され、大きな話題になっている。

 現在発売中の4月号には予告が掲載され、主人公の上杉達也・和也兄弟の母校・明青学園の前で、兄弟らしき子供2人がキャッチボールをしているイラストが描かれている。子供たちは達也と和也に似ており、「舞台は明青学園-上杉兄弟の伝説から26年、今、再び、運命の兄弟が明青学園の扉を開く。そして物語は始まる-」というコピーも相まって、「子供は達也と南の息子たち?」「息子も双子か?」などとファンの妄想をかきたてている。

 日本テレビ系でアニメの新作スペシャルが放送された際には、達也が米マイナーリーグ入りし、南がカメラマン助手になるという原作にない未来が描かれたが、今回の続編が新作アニメの設定を引き継いでいるのかは不明だ。

 このニュースにネット上のファンは賛否両論。「楽しみ!絶対に読みたい」「好きな作品の続きが読めるのは嬉しい」「夢が広がる上手い予告だなー」といった好意的な意見がある一方で、以下のような否定的な声も多く挙がった。

「26年後ってことは南ちゃん44歳くらいか。オバサンになった姿は見たくない…」

「いとうあさこのギャグかよ。永遠のヒロインに年とらせて誰が得するんだ」

「アニメスペシャルですら蛇足だったのに、わざわざ名作を汚さなくても」

「あんまり期待できないな。名作の続編が多すぎて食傷ぎみになってる」

 同作に限らず、往年の名作の続編が連載されるケースは増えている。近年、『シティーハンター』『リングにかけろ!』『銀牙 -流れ星 銀-』『聖闘士星矢』『ゴッドサイダー』『魁!!男塾』『みどりのマキバオー』『サイコメトラーEIJI』『スーパードクターK』といった名作少年マンガの続編が次々と発表された。人気格闘マンガ『キン肉マン』に至っては、主人公の息子が活躍する続編が描かれたうえ、一作目のラストシーンの続きを描く新作までWEB連載されている。また、『生徒諸君!』『ぼくの地球を守って』『ときめきトゥナイト』といった名作少女マンガの続編も生まれている。

 ここまで続編作品が増加した理由は何なのか。

「マンガ作品の全体的な質が向上したことにより、余程の才能がない限りは一人の作家が何作もヒットを生み出すことはできなくなった。ベテラン作家は、今の読者との感覚のズレに苦しむことも多い。マンガを読む主要層の平均年齢が上がったこともあり、人気作品の続編でかつての読者を呼び戻すことができるようになった。それなら古い感覚から抜け出せなくても、作者は描き続けられる。出版社にとっても、確実に一定の人気が見込める作品はありがたい」(出版関係者)

 出版不況はマンガ業界も例外ではないだけに、安パイとなる名作マンガの続編は重宝がられているのだろう。しかし、リメイク作が急増してハリウッドの映画文化が衰退したように、安易な続編ビジネスは業界の未来に暗い影を落とすことになりかねない。人気作の続編が読める嬉しさもある反面、作家や出版社が新たな名作を生み出すチャレンジ精神を失ってしまう危険性もあるようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

『天下無双 江田島平八伝 10』


スピンオフも増えましたね

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