歌舞伎町には夢がある! ”女子会に乱入、ナンパできる”ガールズバー発見!!

 不景気とはいえ、平日でも夜の歌舞伎町は結構な賑わいを見せている。笑顔で行き交う酔客にヌキ客、観光客。そして、ひとりでも多くの客を捕まえようと手ぐすね引いて待っている客引きたち。ポカンと大きく口を開けているのは、解体が終わりそこだけもぬけの殻になったコマ劇場跡地の夜空だけだ。

IMG_9487.jpg歌舞伎町セントラルロードの真ん中に見えたコマ劇場がなくなり、黒い空だけが広がる。

 東京の夜文化の中心は常に歌舞伎町であり、新しい夜文化も新宿や歌舞伎町から始まる。

 ファッションヘルスが登場した80年代初頭、「”素股”なんて流行るわけがない」と思われていたが、間もなくヘルスと素股は、日本の風俗産業の中心へと成長していった。さらに80年代中頃に出現した”テレクラ”も、「男が待つ部屋にわざわざ電話してくる女なんているわけない」という大方の予想をくつがえして、一大ブームを巻き起こす結果となった。

 そして今、「女のコと飲むならキャバクラ」という定説をひっくり返し、メイドバーに水着バー、ミニスカバーなど、アイディアを凝らしたガールズバーが次々と現れている。そこにとうとう、男の本能を満たしてくれる新しいガールズバーが現れた。

 過激な露出の制服がウリというわけではなく、濃密な密着サービスがあるわけでもない。バーの女のコたちは全員素人で、当然、おいしいカクテルだって作れない。できることといえば、おしゃべりの相手くらいなもの。しかし、それでは他のガールズバーと変らない。その店が他と違うのは、店公認で女のコを●●できちゃうガールズバーなのだ。

 バーテンギャルたちは素人ゆえに、出勤も不定で遊びにでも来るかのように店に来ては、女のコ同士のおしゃべりに花を咲かせる。その話の間に客が乱入したり、客の宴会に女のコが参加したりというノリ。飲み会でごちそうになるついでにバイトもしちゃおうという、ゆとり教育世代のあま~い魂胆丸見えの店なのだ(笑)。

 そして、その脇の甘さを突くのが男の狩猟本能。一緒に飲んで仲良くなれば、店以外の他の場所でデートしたくなるのも当然。街でナンパしてもウマくいかないし、ガールズバーなら多少は確率高いかな程度で来ている狩猟メンも少なくない。このバーはその本能がかなえられるウソの様なホントの”店公認でナンパできるガールズバー”なのだ。

IMG_9431.jpg女のコ、写真右、さなちゃん(22)。ビールと焼酎が大好き。お店でワーって騒いで盛り上がってからのカラオケや飲みの
お誘いだと断れないかも。写真左:あいりちゃん(24)。焼酎とワイン好き。ノリ上手でノセ上手な人、話がおもしろかった
りすると……。しかし2人とも、一番嬉しいのはお腹が空いてる時においしいご飯屋さんに誘われることらしい。

 キャバクラの女のコをアフターに誘おうなんて思ったら、普通は大金を使って店が終わる深夜まで粘らなくちゃならない。しかしそのバーは、営業時間中にもかかわらず、いつでも女のコと遊びに出かけられ、もちろん、店に戻る必要もない。西新宿だけに周囲にはオシャレなレストランや居酒屋がわんさか。オイシイものを食べたり、思いっきりカラオケすれば、二人の距離感はさらに親密に。メアドを交換したら、そのあとはアナタの狩猟テク次第。街でナンパするより成功率は格段に高い! こんなガールズバーがあっていいのか!?

 ただし、女のコは不定期出勤だけに、いつ行っても店にいるとは限らない。ひょっとしたらその夜が最初で最後の出逢いになるかも!? 他の男にナンパされないうちに、先に捕まえておかないと! しかし、拙速過ぎるアプローチは断られる最も多い原因のひとつだ。一応、彼女たちはバイトしに来ているので、店の忙しさがひと段落した頃に誘う空気感を大切にしたい。そして、一度や二度失敗しても、今夜もまた別の素人バーテンギャルとの出会いがあるかも知れない……。
(文=松本雷太/著書『超おいし~日本全国フーゾクの旅』宝島社)

西新宿ガールズバー『ナンパブ新宿女子会』
電話番号:03-5937-0650
営業時間:19:00~翌4:00
所在地:東京都新宿区西新宿7-9-13 ウィンド西新宿ビルB-1F 小滝橋通り『チカラめし』地下
女子会への乱入費用は70分5,000円 延長20分2,000円で可能だ。

『いつだってHな話で盛り上がるギャル女子会』

 
ギャルと向き合うのは体力いるけどね。昼も夜も。

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