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公共機関に自粛通達、チャリティーetc「2011年バレンタイン事情」


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※画像はイメージ画像『バレンタインデー・キッス』ポニーキャニオン

 「非モテ」には、憂鬱な時期が到来した。テレビやラジオでは「バレンタインまであと○○日」と聞かされ、バレンタイン商戦で、コンビニの棚も、黒やらピンクやらと妙な色使いに。チョコレートをくれる予定の異性もいない「非モテ」系男子にとって、2月の最初の2週間は、まさに冬である。しかしながら、そんな憂鬱なバレンタインを、「非モテ」だからといって、ひがんでばかりいるのもどうか、と考えさせるような話がある。

 児童養護施設の子どもたちにランドセルや善意の品を寄付する「タイガーマスク現象」が巻き起こっているのは周知の通り。そんな善意の連鎖が、バレンタイン商戦にも波及しているのだ。

 NPO法人「キッズドア」で活動する女子高生が都内のデパートで販売するのは、「寄付つきバレンタインチョコ」(2,645円)。売り上げの一部を、児童養護施設に暮らす子どもたちへの支援活動に充てるとのことだ。

 さて、「タイガーマスク」と言えばいまや善意の象徴だが、昭和中期より伝統的に続く義理チョコも、一種の寄付である。お菓子メーカーの戦略とは言え、「あのひと、ひとつももらえなかったら、さみしいだろうなあ。あたしが、あげよう」という善意によって広まったであろう義理チョコの習慣は、いわば世の女性たちから我々への、毎年恒例の「喜捨」の文化だと言えるだろう。

「毎年20個以上は配ってます。昔は手作りとかしてたんですけど、勘違いされることもあったから、それ以来はなるべくヤッスイやつ買うようにしてますね(笑)。それで予算は2千円くらい。善意でやってるかっていわれれば、それは確かにそうですね」
(義理チョコ歴10年の20代女性)  

 この「義理チョコ」なる風習に、賛否両論があるのも事実である。

「義理でも、もらったらもらったで、相応のお返しをしなきゃいけないわけだし。正直なところ、本命の彼女以外のために、ホワイトデーの出費が増えるのはあまり嬉しくないですね。チョコ、そんな好きじゃないし」(20代、IT関連企業に務める男性)

「チョコレート好きなんで、義理チョコでも嬉しいですよ。年に一度の特配だと思ってます(笑)。『リア充』どもが浮かれる祭......と考えると、やっぱり反感もありますが、こういう行事のときくらいしか、仕事以外で女性と話す機会なんてないですからね」(30代、雑誌編集者の男性)  

 ところで、日本よりも寒い北の国・ロシアから届いてきた風変わりなニュースもある。ロイター通信社が8日に報じたところによると、同国西部のベルゴロド州当局が、学校や公共機関などに対し、「バレンタイン自粛」を指示する通達を出しているとのこと。同州では、14日に特別なイベントを実施することも規制されるとみられ、その理由は「心の安全を守るため」だとか......。やっぱり、我ら世界の「非モテ」人民にとっては、こっちのほうが共感できるニュースなのかもしれない。
(文=タコ野パウル)

バレンタインデー中止のお知らせ
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日本も是非ロシアを見習うべきだ(キリッ)

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